鉄道雑学東急線編！ #ワンマン車掌

2020.04.30 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「鉄道雑学東急線編！」

です。

家でお子さんと過ごす時間が増えたという方のためにお届けしている鉄道雑学。今日は、東京や神奈川県を走る人気路線、東急線の雑学をお届けいたします！

東急電鉄は沢山路線があり、東横線、田園都市線、大井町線、目黒線、多摩川線、池上線、世田谷線、こどもの国線があります。その中でも、渋谷からFMヨコハマがある横浜方面へ向けて走るのが東横線です。

では、東横線は渋谷から、どこまででしょうか!?

正解は、横浜までです！

東横線の下り列車といえば、その多くが元町・中華街行きの列車です。そして、東急電鉄の公式HPなどの路線図を見ると、東横線のラインカラーは赤で、渋谷から代官山、中目黒、祐天寺・・・と続いています。ところが、横浜駅から先は青色になっています。これは、横浜から先は「みなとみらい線」という別の路線になるからなんです！しかも、このみなとみらい線は、横浜高速鉄道という東急とは別の会社。駅の雰囲気や看板も変わりますし、勤務している駅員さんも横浜高速鉄道の方々。FMヨコハマのあるみなとみらい駅も、もちろんみなとみらい線なので、東急電鉄ではなく横浜高速鉄道の駅になります！ただし、運転業務は東急が行なっているため、横浜駅を境に運転士さんや車掌さんが変わるという事はありません。

ちなみに東横線は、横浜側は横浜高速鉄道・みなとみらい線と直通運転をしていますが、渋谷側でも、2013年から東京メトロ副都心線との直通運転が始まりました。さらに、副都心線は西武鉄道、東武鉄道と直通運転をしているので、横浜高速鉄道、東急電鉄、東京メトロ、西武鉄道、東武鉄道といった５社が直通運転をするという状況となっており、東横線はさまざまな会社の車両がやってくる路線なんです！

なお、東横線以外にも、田園都市線は東京メトロ半蔵門線、東武鉄道と、目黒線は都営地下鉄三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道と直通運転をしており、こちらにもさまざまな会社の車両がやってきます。

さて、東急電鉄では、ある事を100%にするべく取り組んでいたのですが、この春についに達成しました。それは何でしょう!?

正解は、ホームドア・ホーム柵の設置です！

東急電鉄は、2000年に目黒線にホームドアを設置して以降、順次設置を進めていきました。また、池上線、多摩川線はワンマン運転を行っているため、センサー付固定式ホーム柵が全駅に設置されました。そして先月、大井町線・等々力駅のホームドアが運用開始となり、これで、東横線・田園都市線・大井町線・目黒線・多摩川線・池上線の全ての駅で、ホームドアもしくはホーム柵の設置が完了しました！なお、こどもの国線は路線を保有している会社が別会社のため、また、世田谷線は構造が路面電車のようなスタイルのため、対象からは除外されています。

ところで、東急電鉄の中でも、住みたい街や路線ランキングでいつも人気なのが東横線です！先ほど説明したとおり、東横線は合計5社で直通運転をしているので、さまざまな車両がやってくるのですが、基本的には、シルバーの車体の一部分にコーポレートカラーや路線のカラーなどがラインで入っているという、よく見るような車両がほとんどです。ところが、東急所有の5050系という車両の1編成だけは、外観全部をとある色一色にした特別な車両が走っています!

さて、それは何色でしょう!?

正解は、緑でした！！

この緑色の車両は、2017年、東横線90周年を記念して、過去に走っていた旧5000系車両のような外観にしよう！と、東横線の主力として走っている5050系を1編成限定で変更したものです。当初は1年間限定の予定だったのですが、好評につき期間が延長され今に至ります。ちなみに、この旧5000系という車両は、渋谷駅のハチ公の前にあるあの車両！その丸みを帯びた車体と綺麗な緑から「青ガエル」と呼ばれていました。なお、この色が変えられた特別な車両は東急所有の車両ですが、直通運転しているみなとみらい線はもちろん、東京メトロや西武鉄道、東武鉄道方面へ行く事もあり、狙わずに行って出会える確率はかなり低いです！

というわけで、東急線の雑学をお届けいたしました。どの路線も人気の街が多くあり、注目される事が多い鉄道会社ですが、今日ご紹介したように安心・安全にも力を入れています！また、他の鉄道会社と直通運転している路線も多く、いろいろな会社の車両を見ることが出来る鉄道会社です！お子さんと乗った際、車両の形式と所有している会社を当てるゲームとかをしたら、なかなか良い頭の体操になるかもしれませんよ！

さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、

「オオゼキタク」の『綱島ラブソング』でした！

鉄道を愛するアーティスト、オオゼキタクさん。FMヨコハマでは鉄道王決定戦に出場されたり、新幹線のオススメ座席を歌った「20番のD」でおなじみですよね！そんなオオゼキタクさんが2003年にリリースしたアルバム「コバルト原チャリ」に収録されているのがこの曲です。歌詞には、綱島を流れる「鶴見川」など、ならではのフレーズも散りばめられている1曲です！