駅メロの世界! #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「駅メロの世界!」
です。
先日のウイカさんのTwitterにこんなツイートが!
「電車の発車メロディが好きだということに気がついた。」
ようこそーーーっ!!!!!
駅メロの沼へーーーーっ!!!!(笑)
というわけで、今日は駅で流れるメロディ「駅メロ」のお話です!
そもそも、駅で流れるメロディは、1989年に渋谷駅と新宿駅で採用され、そこからどんどん広まっていきました。今は首都圏エリアでベルを使っている駅を探すほうが大変なくらい当たり前に広がっており、JRのみならず多くの私鉄各社でも採用されています。
駅メロは、そのほとんどが10秒以内なので、作るのは簡単でしょ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1日に何万〜何十万人も利用する駅で、列車が到着するたびに毎回流れても不快にならず、他の音にかき消される事なく、列車が発車する事を伝える、そのバランスが絶妙に計算されている芸術作品なのです!
ちなみに、発車メロディの長さは会社によって違い、JRは比較的10秒前後のメロディが多いのに対し、私鉄各社で採用されているメロディは5秒前後の物が多くなっています。
そして、駅メロの世界は「発車メロディ」だけではありません!列車がやってくる時に流れる「接近メロディ」もあります!特に、このFMヨコハマがある神奈川県を走る京浜急行は、この接近メロディに、さまざまな有名曲を使っていて、ゆずの「夏色」、いしだあゆみさんの「ブルーライトヨコハマ」、坂本九さんの「上を向いて歩こう」など、みなさんお馴染みの楽曲で、列車の接近を教えてくれます。
そして、ここ最近、ある駅で始まった発車メロディが話題になりました。O.Aではクイズにして出題したのですが、見事、植松さんが正解!
7月14日から、西武新宿線・国分寺線・西武園線が発着する東村山駅で、「東村山音頭」の発車メロディが始まりました!
元々このメロディは東村山市の市制施行50周年事業の一環として、2014年から2016年にかけて使われていたものでした。しかし、残念ながら今年3月29日に志村けんさんが天国へ旅立ってしまい、これを受け哀悼の意を込めて、そして、東村山の地名を全国に広げた功績への感謝の意を込め復活!本来であれば東京2020オリンピック聖火リレーで、志村けんさんがランナーとなる予定だった7月14日から、主に国分寺線が発着する1番線・2番線で使われています。
なお、東村山駅前には、1976年、当時の東村山市長が激励の証として植えた3本のケヤキ、通称「志村けんの木」もあり、駅のシンボルとして見守っています。
このように、駅で流れるメロディは、わずか数秒ですが、ひとつひとつにさまざまな想いや考えが込められている芸術作品です!そして、現在ではこれを集めたCDや解説本なども発売されており、その世界はまさに沼!是非これからは、ホームから流れてくるメロディーに改めて耳を傾けてみてくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
「ゆず」の『夏色』でした!
1998年にリリースされたメジャーデビューシングルに収録されており、ゆずと言ったらこの曲!という方も多いかと思います。また、当時アコースティックギターを練習していた人なら、一度は弾いた事がある曲ではないでしょうか!? 京急線の上大岡駅で列車の接近メロディとして使われています。
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、7月23日(木)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは16:00ジャストから始まってます!
来週も木曜16時、定刻で発車予定です!
お楽しみに!
ひとつ前の記事
7/16 本日のご依頼 #ファーストヒョウイウイカ #ヒョウイ様(ファーストヒョウイウイカ)ひとつ新しい記事
7月17日(金)ゲスト:アンダーグラフ(本日のTresen)