愛称を考えよう！ #ワンマン車掌

2021.06.22 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「愛称を考えよう！」

です。

このコーナーで先月にお届けした、「車内の座席が動く新しい車両が京浜急行でデビューした！」という話を覚えていますか!?

5月11日：ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

「どっちでもOKなマルチプレイヤー！」

https://tresen.fmyokohama.jp/21199/

車両の名前は京急1000形1890番台。長年投入されている1000形シリーズの一員で、先月のゴールデンウィーク明けにデビューしたのですが、この車両の愛称募集が始まりました！

この車両の最大の特徴は、車内の座席が動く事。通勤電車のように窓ガラスに背中を向けるような座り方にする事も、特急列車のように全員が進行方向を向く座り方にする事も出来るマルチプレイヤーです！

他にも、バリアフリー対応の洋式トイレや全座席にコンセントが装備されているほか、迷惑行為等の防犯を目的に、各車両に防犯カメラも設置。座席は抗菌・抗ウィルス座席シート地を採用しているほか、車内換気も万全で、ウィズコロナ時代にもしっかり対応しています。

先月、この車両の話題をお届けした頃はデビューしたばかりという事もあって、朝の有料座席指定列車「モーニングウィング号」と、その折り返しのみの登板でしたが、その後、日中の運用にも入るようになり、座席も両方のスタイルを使い分けながら運用されています。まだ4両編成×2本しか投入されていないので、出会える確率は低めですが、今年度中に4両編成をあと3本投入する予定なので、そうすれば出会える確率も上がると思われます。

そんなこの車両の愛称の募集。京浜急行のホームページで始まっており、応募期間は7月30日(金)の17:00までで、1人1回のみ。2回以上応募した場合は対象外となってしまうのでご注意ください！

締め切り後に厳選な選考を行って5作品を選び、さらにそこからを京急グループの社員の皆さんの投票で最優秀賞1名と優秀賞4名を選びます。見事、最優秀賞に選ばれると、車両の愛称として車体側面に掲出！さらに、京急電鉄オリジナルグッズ（非売品）詰め合わせが贈られます。また、優秀賞に選ばれた4名にも、京急電鉄オリジナルグッズ（非売品）詰め合わせが贈られます。

なお、愛称を考えるにあたって、京急からは「次のイメージから想起されるものを」というテーマが発表されています。

「京急のイメージ」
「京急線沿線のイメージ」
「新造車両のイメージ」

また、その愛称に込めた想いも一緒に入力して応募する事になっています。

さて、いきなり愛称と言われても難しいかもしれませんので、京急的に重要なワードを、いくつかご紹介していきます！

まず、京急といえば、やはり「赤」。くるりの名曲「赤い電車」のヒットもあり、鉄道ファン以外でも「京急といえば赤」という方は多いと思います。また、京急といえば「速い」というキーワードが出てくる方も多いのではないでしょうか。快特の最高速度は120km/hで、関東ではなかなか味わえないスピード感ですよね！

さらに、もう一つ重要なワードが「ウィング」です。ラッシュ時間帯の有料座席指定列車は「モーニング・ウィング号」、「イブニング・ウィング号」。土休日の一部の快特に設定されている有料指定座席は「ウィングシート」。京急のショッピングプラザは「Wing」であったりと、この「ウィング」というワードは、京急を語る上で欠かせない需要なワードとなっています。

もちろん、これらのワードを必ず入れる必要はありません。あえて入れる、あえて入れないというのも、それは応募する皆さんの想い次第です。ちなみに、植松さんは「急行七変化」、「多目的トレイン」「ウィーン・ウィーン・グィーン！」の3つ、Sakuちゃんは「レッド・マジック・ウィング 21」という愛称を考案。リスナーのあなたは、どんな愛称が良いと思いますか？まだ締め切りまで時間があるので、是非じっくり考えてみてください！愛称の発表は9月以降を予定しているとのことで、一体どんな愛称になるのか、楽しみですね！

また、この車両のデビュー記念乗車券が、6月26 日（土）に販売される事になりました。本来は、もっと前に販売される予定でしたが、東京都への緊急事態宣言再発出により発売が延期となっていました。京急川崎駅，京急鶴見駅，金沢文庫駅、逗子・葉山駅の4 駅で26日の朝7:00から発売され、マスクケース付きの記念乗車券となっており、各駅500部限定で計2000部販売されるとの事です！