こだわりびとをたずねて「清川ミートファクトリー」

毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!

10月に訪れたのは、清川村・煤ヶ谷にある「清川ミートファクトリー」お話を伺ったのは、オーナーの松田桂一さん。東京での広告代理店のお仕事を経て、地域おこし協力隊に「村の活性化に協力できれば」との思いで応募し採用されました。その後2018年清川村へ単身移住し、準備期間を経て、ついに今年、清川ミートファクトリーを開業させました。実は松田さん、FMヨコハマのヘビーリスナーさんでした!作業中はいつもFヨコを聴いてくれているんだとか!

早速、ソーセージの作業場に入れてくれました!

実は松田さん、開業前にすごい偉業を達成していました!IFFA(イーファ)というドイツ食肉連盟が3年に一度、ドイツのフランクフルトで開催する国際食肉業者専門見本市。このIFFAは130年以上の歴史があり、権威ある食肉マイスターたちがハムやソーセージなどを審査するのですが、2019年に初の日本IFFAが開催。日本国内の約80社から総数530点が出品されたソーセージ部門で見事金賞を受賞!このコンテストではドイツのコンテストと同基準で味や外見、匂い、スパイスなど約140項目がチェックされ、この審査で見事50点満点を獲得した松田さんのソーセージが金賞に選ばれました。

松田さん曰く、「素材が良い!」松田さんのソーセージは清川村の山口養豚さんで育てられた「恵水(めぐみ)ポーク」を使用。丹沢の水を使用していたりストレスのない環境で育てられたこちらの豚肉は、脂肪分がとても多いそうなのですが、さっぱりしていてジューシーで全然苦にならない油分なんだそうです。松田さんは贅沢に肩バラ肉を使って粗くひいてソーセージにしています。

この機械の中に粗くひいた肩バラ肉が入っていてレバーを押すとお肉が出てきます。

松田さんでも途中で腸が破れたり、苦戦することが多いという羊腸に詰めていく作業。奥歯を噛み締めてしまうためマウスピースを作ってしまうほどなんだとか。

こちらの作業を哲平さんも体験させていただきました!

やはり簡単な作業ではなく、、、

詰め終わったソーセージはこちらの燻製器で燻製にします。

その後清川ミートファクトリーと同じ建物内にあるイタリアンレストラン「四季Quattro」さんで実際に松田さんのソーセージを食べさせていただきました。

とてもジューシーで美味しいソーセージやベーコン。松田さんにはソーセージに強いこだわりがありました。羊腸の結び目はとても硬く食べた時に口の中に嫌な食感が残ってしまうんだそう。それに違和感を感じていた松田さんは製作の段階で毎回取っているそうです。以前レストランの手伝いをしたときに、松田さんのソーセージを食べた小学生の男の子に感想を聞いたところ「コブがないから美味しい」と言われた松田さん。その感想が何よりも嬉しかったんだそうです。どれだけ忙しくなってもそのコブを取るという作業だけは辞める事はないだろうとおっしゃっていました。

その後、松田さんのお気に入りスポットに移動。宮ヶ瀬ダムが一望できる公園です。生憎の天気でも稜線がグラデーションで見えるとても良い場所。ここで感じる四季がとても好きなんだそうです。

松田さんの将来の夢は、清川村出身の後継者を育てること。村に清川ミートファクトリーを産業として残し、自身は別の観光事業にも取り組んでいきたいそうです。

放送日、スタジオに届いた松田さんからのソーセージ、Sakuちゃんも実際にいただきました!

清川ミートファクトリー

〒243-0112 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷1659-1

東名高速道路 厚木インターチェンジから約30分

 

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