こだわりびとをたずねて「立体切り文字アーティスト・笹尾真さん」
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!

今回哲平さんがジムニーに乗ってやってきたのは平塚市にある、とある一軒家

お話を伺ったのは、立体切り文字アーティストの笹尾真さんです。


お部屋に入ってまず目に止まったのがガチャガチャの筐体。以前はこの中に作品を入れて販売していたんだそう。

その時に販売していたのがこちら。立方体の箱を切り抜いていて、よく見るとひらがなが!

学生時代は工学部、その後CM制作会社やコンピューターグラフィックスの会社を経て作家になったという笹尾さん。続いて見せていただいたのは、こちら。

文字を頂点にして、山脈のようになっているこちらは、紙を80枚使用し作られています。一枚一枚、手作業で切り抜いているのが驚き!制作期間は約1ヶ月。図面を起こす作業に時間がかかるんだそうです。


実際に作業しているところも見せていただきました。レーザーカッターやSDプリンターには出せない魅力を生み出しているのが笹尾さんの技です。

あまり失敗しない笹尾さんですが、一度だけ失敗したことが。中原中也の詩を題材にした点字の作品。返却されたときに指摘されて気づいたんだそう!

笹尾さんが常に考えているのが「あとどれくらいできるのか」「どれだけ新鮮なものを作ることができるのか」。作品を作り続けていいおじいさんになるのが目標。好きなことができているということで支えてくれる家族にはとても感謝しているんだとか。また若い人たちが後どれだけ作り続けていくことができるのか、作り続けることは難しいことだけれども、そんな人たちのお手本になれれば、とのこと。




笹尾さんの作品は大磯町の鴫立庵、旧島崎藤村邸、吉田茂邸などにも展示されています。
そして中京テレビ「ムジナバケール」にも出演しています。
https://tver.jp/episodes/epo1341agp
ひとつ前の記事
今日のゲスト「秦 基博」さん #秦基博(ブログ)ひとつ新しい記事
今週のEDテーマ TRACK15「月」(エンディングテーマ)











