こだわりびとをたずねて「丹沢湖ベース」
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!

今回哲平さんがジムニーに乗ってやってきたのは山北町にある丹沢湖周辺。お話を伺ったのは「丹沢湖ベース」を運営する豊田里己さんです。

店内には数多くの鹿の角グッズが!

このお店は、キャンプ場や登山に来るお客さんの足をここで止めたくて、村づくりのために始めたのがきっかけ。ここでは既存の商品を持ち込み、持ち手を鹿の角に変えたりカスタマイズもしてくれるんだとか!

豊田さんは現役の猟師。小学生の頃から猟に興味があり、20歳になってすぐ免許をとり猟銃を所持し、猟を始めたんだそう。

豊田さんはそのほかに、杉の植林の影響で動物が住めなくなってしまった森を元に戻そうという活動にも力を入れていて、どんぐりの実を畑で育て、育った苗木を森に植樹しているんだそう。この活動は、豊田さんの師匠である神奈川県唯一の職業猟師、杉本一さんが始めたもの。豊田さんは2025年からこの活動に参加しているんだそう。現在世間を賑わせている熊の問題。街に出てきてしまった熊を駆除する”対処”ではなく、熊を環境の整った里山に返すのがこの活動。「山北町だけでなく全国に広めないと意味がない」と豊田さんは言います。そして、山のことを一番熟知している猟師がやることとに意味があるんだそう。

そして今回は、その杉本一さんにもお話を伺いました。御年88歳。現在東北地方を中心に猛威を奮っている熊の問題。現在起こっているような問題が山北町でも起こるのではないかとずっと前から予感しているという杉本さん。山にいるはずの熊が市街地に出没することは過去にはないことだったそう。

今活動しているどんぐりの植樹は、成果が出るまで時間がかかる地道な活動ですが、その将来、この活動の意味がなくなるように根っこの部分から治していくことが大切。誰かが旗振り役を担わなければという一心で今年を森づくり元年と位置付け10年計画で任務を遂行し始めています。また、この熊の問題はどの県でもありうること。動物を里山へ帰す自分たちの活動が全国へ広がることを願っているんだそう。

杉本さんのお隣にはお孫さんの姿もありました。お孫さんも猟師。幼い頃から当たり前のように家には撃ってきた鹿や猪があり、自然な流れでご自身も猟師に。

杉本さんは敵を知るべく猪を50頭近く飼っていたことも!行動力がすごいですね!

豊田さんのこだわりは「楽しくなければ何事もできない」「自分がいいと思うものを作る」。杉本さんは今後も「山に動物が住みやすい環境を作る」次の世代の人たちへバトンを渡していきたいとのこと。

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