忘れてないか、しっかり確認！パート11

2025.12.30 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

鉄道開業の地・横浜から、

今日も鉄分が上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「忘れてないか、しっかり確認！パート11」

です。

2025年もさまざまな情報をお届けしてきたこのコーナー。本日は、そんな2025年の振り返りです！

まず、今年が始まってすぐに大きな話題となったのが、ドクターイエローの引退に関するニュースでした。

線路や架線などの状態を、走りながら調べる事が出来る「検測車」。その検測車の中でも最も有名なのが、東海道・山陽新幹線を走るドクターイエローですが、2本あるうちのJR東海所有だったT4編成が今年1月に引退となりました。

ちなみに、もう1本のJR西日本所有のT5編成はまだ活躍していますが、こちらも2027年以降に引退する予定である事がすでに発表されており、後継車両も作らないため、これで黄色い新幹線は終了となります。

また、引退といえば、寝台特急「カシオペア」の車両だったE26系客車も今年の6月に引退。シルバーの車体で２階建て構造という特殊な形状をした車体で、もともとは「北斗星」と共に上野〜札幌を結ぶ寝台特急として活躍していましたが、北海道新幹線の開業に伴い、近年はJR東日本エリアのクルーズトレインとして活躍していました。

一方、神奈川県だと、横須賀線で2020年から進められていた車両の世代交代が完了し、これまでのE217系が定期運用を終えて春に引退となりました。また、踊り子号の車両として長年活躍し、近年は臨時列車用の車両として使われていた185系は、今年、臨時も含めて完全引退となり、その後廃車回送されました。

そして、お別れといえば、1967年に創刊の鉄道雑誌「鉄道ジャーナル」が、4月に発売された6月号をもって休刊となったのも大きな話題となりました。

一方で、新しい車両も多く誕生しており、お台場方面へ走るりんかい線では、開業以来活躍していた70-000形に代わる新型車両として71-000形がデビュー。また、仙台エリアの仙石線にはE131系800番台が投入されています。ちなみに、仙石線で中古ではなく新型車両が導入されるのは約80年ぶりとの事だそうです。

また、新型車両ではありませんが、小田急電鉄の8000形が西武鉄道へ譲渡され、「西武8000系」として新たな車両人生を歩み始めたのも大きな話題となりました。

そして、首都圏エリアでは中央・青梅線のグリーン車サービスが春からスタート。これまで、お試し期間として無料だった２階建て車両にグリーンアテンダントが乗務して、本格的にサービス開始となりました。

また、同じ今年の春からは、南武線と常磐線各駅停車では都市型ワンマン運転がスタート。これまでの首都圏エリアのワンマン運転といえば、相模線や八高線、千葉県の房総エリアなど、比較的本数が少ない路線で実施されていましたが、本数および利用者の多い都心に近い路線でも開始となり、新たな時代に突入しました。

このようにたくさんのニュースがあった2025年の鉄道ですが、番組でご紹介した話題からのおさらいクイズを出題！

今年の8月に東海道新幹線の一部列車で実施された実験。どんな実験？

A　弱冷房車の設定

東海道・山陽新幹線では、車内でより快適に過ごせるサービスの提供を目指しており、一部列車で弱冷房車を試験的に導入し、利用状況等の調査が実施されました。この結果を受け、今後も条件などを変えて引き続き実験が行われるのか、それとも来年からサービスが展開されるのか、気になるところです。

大井町駅付近で見える山手線の車庫の構造のヒミツは何？

A　２階建て構造になっている

今年は、山手線が環状運転となって100年という年でしたが、そんな山手線の車庫がある駅といえば大崎駅です。正確には、そこから線路が伸びて、実際に車庫があるのは京浜東北線の大井町駅付近になるのですが、実はこの車庫は２階建て構造になっています。京浜東北線や東海道線の車窓から見えるのは上の階。実際にはその倍の収容能力があります。

というわけで、今年の鉄道トピックからのクイズをお届けしました。皆さんは覚えていましたか!?　このコーナーでは、来年も鉄分豊富な話題をお届けしていきます！ぜひ、皆様のご乗車をお待ちしています！

さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、

「Perfume」の『ふめつのあなた』でした！

いよいよ、12月31日をもってコールドスリープに入るPerfume。そんな彼女が27日に新曲をリリース！NHKで放送のアニメ「不滅のあなたへ Season3」の主題歌という事でこのタイトルなのですが、なんだかこれまで25年走り続けてきた彼女たちとも重なりますよね！