今日はスタジオにGRAPEVINEから田中和将さんと亀井亨さんをお迎えしました！

 

 

およそ8年ぶりのご登場!!
当時は植松さんもTresenと担当し始めて2ヶ月くらい、あくびさんははじめましてです!

 

今日のテーマ「ピッタリ」についてお聞きすると、まさに本日ピッタリ!　アルバムのリリース日!!

 

ミュージシャンあるあるとして、リリース日を迎えるとレコーディング自体は少し前だったりするので発売と同時に改めて新曲リリースを実感する方も多いと聞きますが…？

 

田中さんは昔、発売日になると実際にレコード屋さんに足を運んで棚に並んでいるのを確認しに行ったりしていたそうですが、最近は発売日の0時ピッタリに配信されるようになり、昔ほどの感動は感じないかも…？

 

亀井さんの「ピッタリ」は収納に関するお話…？
今の家に住んでしばらく経つそうですが、ちょうどなにかに使えそうなデッドスペースがあって…
しばらくそのままにしていたそうですが、ちゃんと計測してピッタリ収まる棚を発注!!
棚が届いたら家にある大量のズボンをしまう予定だそうです(笑)

 

 

そんなお二人が所属するGRAPEVINEは、本日!通算19枚目のアルバム『あのみちから遠くはなれて』をリリース!!
すこし長めのタイトルですが、実は公式ニックネームが決まっていて「アミーチー」と呼ぶそうで…
長いタイトルだとファンのみなさんが色々略称を考えてくださることがあるので、「ここは一種のガイドラインのように公式で出そう!」と決定。　おかげでかなり浸透してきているようです…!!(笑)

 

アルバムの制作は長い期間で何回かに分けて進めていて、本格的に着手したのは昨年の下半期あたり。

 

全10曲が収められていて、2曲目の『天使ちゃん』の作曲のクレジットにはメンバー3人とプロデューサーの高野さんの名前が。
この楽曲はセッション方式で制作されていて、出来上がりが想像できないままに作っていくのが楽しかったとか…!!

 

これまでもセッションで曲作りすることはあったそうですが、今までは長々とセッションして良いポイントだけつまむようにしていて、今回は「これじゃ効率が悪いので、テーマを決めてやろう」と少し方法を変えたそう。

 

キーボード兼プロデューサーの高野さん発案で「ダンサブルな感じで“トーキングブルース”をやろう」とテーマを決めて、音楽的に斬新という訳ではないですが、今までやったことない感じで進めることができてメンバーも楽しんでセッションができたんだとか…!!

 

 

そして続く曲は『ドスとF』。
作曲は亀井さん担当で、当初はもっとテンポが遅い曲だったそうですが、アレンジを経て真逆の感じのシューゲイザーなテイストに仕上がりました。

作詞は亀井さんですが、曲先行でみんなでアレンジを練りながら、音と共に出てくる映像イメージの合致を探すように作詞していったそうです。
原曲が元々かなり遅く、そのままスピードを早くしているので、サビでどう歌詞を乗せるか苦労したそうです(笑)

 

今回プロデューサーとして参加している高野勲さんについてお聞きすると、これまで20年間ほどキーボーディストとして参加してバンドのことも熟知している存在。

前作からプロデューサーとしての役割もお願いしていて「じゃあこれまで思っていたこともガンガン言っていくね」と。
自然とライブもそのまま参加するので、バンドマスター的な立ち位置でメンバー3人もすごくやりやすいそうです!!

 

そしてアルバムで重要になってくる要素のひとつでもある曲順。
こちらもみんなで実際に集まって相談して決めたそうで、曲と曲の間の秒数まで細かく決めたので、ぜひアルバム1枚を通して聴いてほしい作品になっているということです…!!

 

さらにアートワークもかなり印象に残るビジュアル!!
海から陸地を眺める写真に半分以上がオレンジ色。
更にギリギリ読めるかどうかのフォントで書かれたアルバムタイトル。

 

MV監督でもある志賀匠さんがアートワークも担当していて、メンバーも統一感が出たアートワークになってとてもお気に入りなんだとか。
使われている写真は何パターンか用意された候補の中から“一番攻めている”と感じたものを選んだそうですよ～～

 

かなりお久しぶりの登場ということもあってか、早くもお別れのお時間に…
次はオリンピック2回分も間を空けずに!(笑)　　またスタジオでお待ちしています～～

 

 

 

M1. どあほう / GRAPEVINE

M2. my love, my guys / GRAPEVINE

 

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