こだわりびとをたずねて「日本画家・松谷千夏子さん」

毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
この日哲平さんがジムニーで訪れたのは、神奈川県鎌倉市にあるとある一軒家。お話を伺ったのは、日本画家の松谷千夏子さんです。
ご自宅の2階がアトリエになっていました。
小学2年〜5年まで、カナリア諸島・グランカナリアに居住していた松谷さん。その時から絵が上手く、そこで着物の女性の絵などを頼まれるようになり、日本人形を研究し、振袖の色の入り方などを覚えたことが根底にあり、絵があれば言葉が通じなくても繋がれることを実感したんだそう。そして高校卒業のタイミングではすでに日本画家になろうと自然と志していたんだそうです。
室内に飾ってあったこちらは、金箔を使用。
こちらは金ではなく錫の泊。
こちらはウグイス、、ではなくインコ、花は蘭だそうです。
アトリエの中には筆や皿、絵の具の素などたくさんの画材がありました。
こちらは牡蠣の殻を粉砕したもの。こちらと絵の具のもと、ニカワ(動物性のゼラチン)を混ぜ、絵の具に
こちらの鉱石(アズライト)も日本画には欠かせない絵の具のひとつなんだそう。
いざ、哲平さんも日本画にチャレンジ!
こちらのうちわの絵をモチーフに描いていきます!
松谷さんからさまざまな技法を教わり、完成したのがこちら!
松谷さんのこだわりは「日本画材を活かしながら、なるべくそのものの良さが出るように描いていくことと、伝統的なものを使うと重くなりがちだが、いい意味で軽さを大事にしていきたい」
そんな松谷さんの絵は、こちらでご覧になれます。詳しくはHPを!
●4月3日(木)〜13日(日) 10:00-18:00 <7日(月)休み>
「松谷千夏子展 – PORTRAIT/CASCADA 秘密の滝 -」
@鎌倉ドゥローイング・ギャラリー
●4月6日(日)~26日(土)
回廊22周年展
@シルクランド画廊
●4月15日(火)〜21日(月)
「漣の会 Reborn -湘南ゆかりの作家たち-」
@そごう横浜店6階美術画廊
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