「〇〇電車」を楽しもう!
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「“〇〇電車”を楽しもう!」
です。
この週末は、以前このコーナーでご紹介した、箱根登山鉄道の「夜のあじさい号」を楽しんできたあみちゃん。ライトアップされた紫陽花を電気を消した車内から楽しめる臨時列車で、今年4年ぶりの運行となりました。今後、動画もアップされる予定との事で、公開が楽しみですね!
さて、この箱根登山電車は「あじさい電車」とも呼ばれ、この時期は多くの観光客で賑わいますが、国内にはさまざまな「”〇〇電車”」が走っています。
例えば、同じ植物繋がりで言うと、京都を走る叡山電車は「もみじのトンネル」が有名な「もみじ電車」です。京都の繁華街からやや北側にある、出町柳駅から鞍馬方面へ向かう鞍馬線。このうち、市原駅~二ノ瀬駅間は、もみじの木に囲まれる「もみじのトンネル」があり、夏には青もみじ、秋には紅葉が楽しめます。見頃の時期になると、もみじの木はライトアップされ、走る列車は車内の電気を消すので、色鮮やかなもみじを車内から堪能出来ます。
また、「電気を消す」繋がりだと、静岡県を走る岳南電車では、「夜景電車」という列車が走っています。岳南電車は、東海道本線の吉原駅から岳南江尾駅までの10km弱を結ぶ路線で、元・京王井の頭線の3000系などが活躍しているのですが、このエリアは製紙工場などが多く立ち並ぶ工場エリアでもあります。線路は、そんな工場のすぐそばを走り、工場夜景を楽しむ事が可能です。
そこで、その景色をもっと楽しんでもらえるように始めたのが「夜景電車」です。月に2日程度の運行で、2両編成のうち1両の車内の電気を消し、夜景観光士の車内ガイドを聞きながら走ります。窓を開けて走るので、夜景とともに、窓から吹き込む夜風と列車の走行音やレトロな踏切警報音、そして街の匂いまで楽しむ事が出来ます。
一方、全国のローカル線などで多いのが「ビール電車(列車)」です。これは、車内にテーブルなどを設置して、お食事やお弁当を楽しみながら、フリードリンクでビールやジュースを楽しむ事ができる、いわば「走る居酒屋」みたいなものです。この日のために、車内にビールサーバーが設置される列車も多く、注ぎたての生ビールを楽しめる、お酒好きにはたまらない列車です。
そんな、「走る居酒屋」の派生系とも言える電車が、愛知県の豊橋市を走る豊橋鉄道で運行されている「おでんしゃ」です。これは、豊橋鉄道の「市内線」と呼ばれる路面電車路線で1993年から運行されている臨時列車です。豊橋は、ちくわやはんぺんなどを製造している「ヤマサちくわ」という会社が有名なのですが、この会社の特製おでんなどを食べながら、ビールなどのお酒も楽しめるという列車で、冬シーズンのみ運行されています。毎年すぐに予約が埋まってしまう人気列車です!
このように、全国各地の鉄道会社では、さまざまな「”〇〇電車”」が走っています。使われている車両は、乗車に何十万円もする豪華観光列車のような煌びやかな車両ではないかもしれませんが、その土地の名物や名所を上手く組み合わせて、私たちを楽しませてくれます。ぜひ、乗ってみてくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
「松たか子」で『黄昏電車』でした!
今日のキーワード、「”〇〇電車”」にちなんでお届けしたこの曲は、今から20年前の2003年にリリースされた、6枚目のアルバム「harvest songs」に収録されている1曲。キンモクセイの伊藤俊吾さんが作詞・作曲をしています。
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、6月27日(木)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もお楽しみに!
ひとつ前の記事
「SUKKIRI♪」 #安斉かれん #てくかれ(安斉かれん てくてくかれんだー)ひとつ新しい記事
6月21日(水) ゲスト:NUBO(本日のTresen)