耳を澄まして!
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「耳を澄まして!」
です。
鉄道を利用していると、いろいろな音が流れてきますが、中でも代表的なのが、駅の発車などの際に流れるメロディです。それまではホイッスルやベルだったのですが、1980年代後半から増え始め、現在では当たり前のように流れています。
この駅メロディには、それぞれタイトルがつけられており、日本語タイトルのものもあれば、英語タイトルのメロディなど、さまざまです。中でも有名なのは「SHシリーズ」で、首都圏のJR線の多くの駅で使われている発車メロディで、きっと皆さんも一度は聞いた事のあるメロディばかり!
番組でご紹介したのは、横浜駅の東海道線ホームなどで流れている『JR SH2』と、じゅんごさんのゆかりの地・中野駅の中央線ホームで流れている『JR SH1』でした。ちなみに、この『SH』という名前は、そのメロディの作曲者である塩塚博さんのイニシャルなんですよ!
そして、駅メロディが映画に使われた事も!首都圏の駅などで流れている駅メロディ「高原」と「春NewVer」は、なんと大ヒット映画『君の名は』で使われました。「高原」は代々木駅、「春NewVer」は四ツ谷駅で使われているメロディなのですが、どちらも「君の名は」の聖地と言われているエリアに近い駅ですよね!
そして、近年ではご当地メロディも多く作られています。首都圏エリアのご当地メロディで有名なのは、山手線・高田馬場駅の「鉄腕アトム」ではないでしょうか。手塚プロダクションが高田馬場にあることや、お茶の水博士が長官を務める「科学省」が高田馬場にあったという設定だった事から、2003年からこのメロディになり、ご当地メロディ界隈では歴史の長い1曲です。ちなみに、武蔵野線・新座駅も、手塚プロダクションのスタジオがあるという事で、アレンジ違いの鉄腕アトムのテーマが発車メロディとして使われています。
一方、東武鉄道・春日部駅は、クレヨンしんちゃんの舞台という事で、「オラはにんきもの」が発車メロディとして使われています。クレヨンしんちゃん一家は、2004年に旧春日部市の市制施行50周年を記念して特別住民登録されており、街のさまざまな広報誌やガイドマップなどに登場するほか、看板やフォトスポットなどが設置されているのですが、東武線・春日部駅には、駅名の看板やホームの案内板、待合室などに、アニメに出てくるキャラクターが登場しています。
そして、2018年から駅メロディが人気曲「オラはにんきもの」に変わりました。駅には、スカイツリーラインとアーバンパークラインで合わせて5つの番線があるのですが、それぞれバージョンが違います。特に、4番線は他のホームに比べて使われる頻度が少ないので、比較的難易度高めですよ!
今や当たり前となった駅の発車メロディ。最近は、ワイヤレスイヤホンなどで外の音をあまり聞かずに鉄道を利用している方も多いかもしれませんが、たまには駅で流れる音にも耳を澄ましてみてくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
「あいみょん」の『ハルノヒ』でした!
2019年にリリースされたこの曲は、映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』の主題歌として書き下ろされた1曲。タイトルは、「春日部」の漢字表記からとっています。なお、ジャケット写真は、相鉄線・ゆめが丘駅で撮影されています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、6月20日(木)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もお楽しみに!
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今日のゲスト「THE BACK HORN」#山田将司 #菅波栄純(ブログ)