2023年1月の鉄道NEWS 勝手にランキング #DJマクラギ

2023.02.08 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は、ヤマカワ車掌がお休みで、

DJ MAKURAGI が登場！

「2023年1月の鉄道NEWS 勝手にランキング」

をお届けしました。

DJ MAKURAGI が選んだ
2023年1月の鉄道ニュースTOP3は・・、

第３位

『JR西日本、岡山エリアの新型車両、愛称決定！』

第２位

『山形新幹線、懐かしのカラー復刻！』

第１位

『江ノ電、７１年ぶりのチェンジ！』

でした。

そして、O.Aでお届けしたのは第１位でした！

神奈川県を代表する観光地、鎌倉・江ノ島などを走る列車といえば江ノ電。藤沢〜鎌倉間の10キロをトコトコと走るこの路線ですが、3月18日にダイヤ改正をする事になりました。

そもそも、江ノ電は全線が単線です。そのため、すれ違い出来る場所が限られており、早朝・夜間を除いた多くの時間で12分に1本という間隔で運行しています。ところが、次のダイヤ改正で江ノ電は大きな決断をします。それは・・、

「14分間隔での運行」です。

ほとんどの時間で12分間隔だった江ノ電ですが、次のダイヤ改正から14分間隔ダイヤへ変更になるのです。江ノ電が12分間隔ダイヤを変更するのは1952年以来との事で、実に71年ぶりの運転間隔変更となるわけですが、江ノ電がこの大きな決断をした理由は、果たして何だったのでしょうか？

実は、江ノ電では混雑による遅延、さらに江ノ島〜腰越間の道路上を走る区間での道路混雑による遅延が多く発生していました。そして、単線のため上下線のどちらかが遅れると、反対方向も遅れてしまうという悪循環が発生しやすく、遅延発生時はダイヤ回復までに時間がかかるという問題点があったのです。

そこで、このダイヤ改正で駅の停車時間にゆとりを持たせて、遅延発生時も回復力のあるダイヤとする事で、安定輸送の確保を図る事になりました。そして、列車の所要時間が延びれば、すれ違いポイントまで行く時間も長くなり、その結果が「14分間隔」という運行間隔になったのです。

このダイヤ改正で話題となっているのが、沿線の地元の皆さんの反応です。これまでの12分間隔だと、60（分）の約数だったため1時間あたりの本数は必ず5本で、発車の時間も、毎時間規則正しく同じ分が並んでいました。そのため、利用者は時刻表を見なくても発車時間を覚える事ができ、これは路線にとって大きな武器でもありました。

ところが14分間隔になると、そうはいきません。1時間あたりの本数は4本〜5本と不規則な本数となり、発車の分は7時間かけないと同じ分に戻ってきません。ならば、15分間隔にすれば60の約数なので覚えやすいダイヤになるのでは？とも思いますが、列車の待ち時間が長くなればなるほど利便性が低下するほか、混雑も招きます。そのため、「出来れば変えたくないけれど、変えないといけない中で出した絶妙な着地点」が、この「14分間隔」であったと推測出来ます。

ちなみに、今回のダイヤ改正で列車間隔が開く事になるので、総運行本数も減少となります。江ノ電によると、コロナ禍の新しい生活スタイルや働き方の浸透による「鉄道の利用シーンの変化」もダイヤ改正の理由として挙げており、運行を効率化させる事でコストを減らさないといけないという事情も、今回の間隔変更を後押ししていると思われます。

たかが2分、されど2分。この「12分間隔崩し」は、会社として大きな武器を捨てる事になるわけで、おそらく検討に検討を重ねて決定した苦渋の決断のように感じます。これまでやってきたものを大きく変える今回のダイヤ改正。果たしてお客さんの流れは一体どう変化するのか？注目のダイヤ改正は、JR線などと同じ3月18日（土）です！

さて、本日、

DJ MAKURAGI がお届けしたナンバーは・・、

「TRF」で『GOING 2 DANCE』でした！

さて、ここ最近のTRFニュース！

実は、1993年2月に「GOING 2 DANCE」でデビューしたTRF。というわけで、今年はデビュー30周年イヤーなんです！今月25日には、”Zepp Haneda”にて30周年記念ライブも行われますが、チケットはソールドアウト！まだまだ、大人気グループとして第一線を駆け抜けます！

というわけで、

今日もご乗車ありがとうございました！

この回の模様は、2月14日（火）の29時まで

radikoの↓タイムフリー↓で聴けます！

【ワンマン車掌の鉄分乗々 2月7日分を聴く！】

次回もお楽しみに！