2022年の鉄道トピック！ #ワンマン車掌

2022.12.27 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「2022年の鉄道トピック」

です。

今週が2022年最後の「ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑」というわけで、今年の鉄道トピックを振り返っていきたいと思います！

今年・2022年は、さまざまな「○○周年」の年でした。一番盛り上がったのは、なんといっても「鉄道開業150年」です。1872年に新橋〜横浜間に鉄道が開業し、今年で150年という事で、これを記念したイベントや企画が全国各地で開催され賑わいました。また、JR東日本が運行する各新幹線が開業から区切りの良い年を迎えたという事で、「新幹線イヤー2022」というキャンペーンも行われました。

また、新幹線繋がりで言うと、JR東海の「のぞみ」も1992年の誕生から30年となりました。デビュー当時は、朝晩に計2往復というダイヤでしたが、今や1時間に最大12本も設定される列車に成長。東海道・山陽新幹線を代表する列車となりました。さらに、ウィンタースポーツの広告シリーズ「JR SKISKI」も30周年。歴代のキャッチコピーなどがずらりと並ぶポスター企画などもありました。

そして、路線のニュースでいうと、9月に西九州新幹線が開業しました。博多〜長崎間の計画のうち、長崎側の武雄温泉〜長崎間の約70kmが開業。最速23分で結び、在来線の特急とリレー方式で博多〜長崎間を結んでいます。また、2011年から災害の影響で一部運休となっていた福島県のJR只見線が10月に運転再開。再開後はたくさんのお客さんが訪れており、大変な混雑になっているとの事で臨時列車も急遽運行されています。

一方、車両のニュースだと、横浜市営地下鉄ブルーラインの4000形、都営地下鉄三田線の6500形、名古屋エリアのJR中央線の315系などが今年デビューし、各路線で活躍しています。

一方、運転終了になった車両だと、相模線の電化から30年間走り続けてきた205系500番台、東横線・みなとみらい線にも日常的に直通してきた東京メトロ7000系、そして近畿地方の奈良線で運用されていた103系(ウグイス色Ver.)など、昭和から活躍していた車両の引退も相次ぎました。

そして、神奈川エリアでいうと、小田急電鉄のロマンスカー車両、50000形・VSEの定期列車からの撤退も話題となりました。2005年にデビューしたVSEは、真っ白な車体とロマンスカー伝統の展望席などが特徴の車両でしたが、特殊な構造などの影響で車両の更新が困難となり、今年で定期列車の運用から撤退。現在は団体車両として活躍しており、来年秋頃に完全引退する予定となっています。

新しい出会いもあれば、寂しい話題もあった2022年の鉄道。皆さんが気になったニュースは、どんなニュースでしたか！？そして、来年は相鉄・東急直通線がいよいよ開業します！神奈川を中心とした新たな鉄道ネットワークが始まり、これまでとは違う移動ルートの誕生でますます便利になりそうですね！

さて、年末年始の鉄道情報です！

まず、今年の終夜運転ですが、神奈川エリアは京浜東北・根岸線の大宮〜桜木町間で約20分〜50分間隔、横須賀線の横浜〜逗子間で約80分間隔、そして伊豆箱根鉄道・大雄山線でも終夜運転が行われます。また首都圏エリアだと、JR線が山手線、中央線、総武線など一部の路線、私鉄は京王線の新宿〜高尾山口間と新線新宿〜笹塚間、京成線の京成上野〜京成成田間と押上〜金町間で終夜運転が行われますが、それ以外の会社は行わないと発表しています。（一部会社で臨時列車あり）

また、年明けの1月7日・8日にかけて、山手線の一部区間が運休となります！山手線は、渋谷駅で大規模工事を行う関係で、1月7日・8日の2日間、外回りの大崎〜池袋間で運休となります。この期間に渋谷・新宿方面へ向かわれる方はご注意ください。なお、内回り列車や、隣を走る埼京線・湘南新宿ラインは運転します。