ついに締結! #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「ついに締結!!」
です。
現在、横浜市内では、相鉄・東急直通線の建設が続いています。相鉄・JR直通線に続く相鉄の都心直通プロジェクト第2弾で、相鉄線の西谷駅から羽沢横浜国大駅、新横浜、新綱島を経由して日吉までを結び、そこから先は東横線や目黒線へと直通していきます。
そのうち、西谷から羽沢横浜国大までの1区間は相鉄・JR直通線も兼ねているため、すでに完成して多くの列車が走行しています。一方、それ以外の区間は現在も工事が続いており、工事の開始から9年以上が経ちました。そんな相鉄・東急直通線で、先日ついにレール敷設工事が完了し、レール締結式が行われました!
会場となったのは、相鉄・東急直通線用の新横浜駅ホームです。地下4階に建設中で、レールや架線、ホームドア、信号機などはすでに設置されており、今すぐ列車がやって来ても違和感ない位まで建設は進んでいます。駅の配線は、上下線が1線ずつと、その間に中線がある2面3線で、根岸線の桜木町駅や、京急線の京急久里浜駅のように中線は両方の扉が開くホーム配置となっています。架線は地下鉄などで多く採用されている剛体架線、ホームドアは本体がグレーなので相鉄タイプに似ていますが、扉そのものは東急タイプに似ており、相鉄と東急の境界駅という事も踏まえているのかもしれません。
レール締結式は下りホームで行われ、取材陣は中線を挟んだ上りホーム側から見るような状態で開催されました。会場には、たくさんの来賓の方々も出席されており、斉藤鉄夫国土交通大臣、菅義偉前首相(代読・新田章文氏)、黒岩祐治神奈川県知事、山中竹春横浜市長などからは祝辞が贈られました。
そしていよいよ、レール締結の瞬間です!
来賓の皆さんが線路へ降り、それぞれの場所でレールと枕木を繋ぐ留め具を、パンプーラーと呼ばれるシャベルのようなサイズの器具を使って締める作業を行います。本番では、司会の方の掛け声に続くように「エイッ!エイッ!」という掛け声で留め具が締められ、相鉄・東急直通線のレールが無事に締結されました!
その後、作業員の皆さんによる打音検査が行われ、異常が無い事を確認。さらに、安全祈願の清めの義として少量のお酒がレールにかけられました。
そして、フィナーレのテープカットとくす玉割りが行わると、ここで作業用のモーターカーが相鉄線方面から発進!締結したばかりのレールの上をゆっくりと通過して、東急線方向へ進んで行き、無事レール締結式は終了となりました。
ちなみに、レールが繋がったからといって完成というわけではなく、この先は新横浜駅や新綱島駅の電気工事や設備工事などが残っており、引き続き工事が進められます。また、その後は検査などが実施される他、列車の試運転などもあり、完成までは何段階ものステップが残っています。とはいえ、レールが繋がるというのは、鉄道建設工事においてはとても大きな事で、いよいよ工事も佳境へと向かいます。
今回の締結式に参加して感じたのは、鉄道が新規開通にたどり着くまでには、本当にたくさんの方々が関わっているという点でした。会場には国会、県議会、市議会議員の方々をはじめ、工事関係者、相鉄・東急の各社の皆さんなど、多くの方々が参加されており、このプロジェクトの規模の大きさを感じました。また、多くの沿線住民の皆さんの協力があったからこそ、この工事はここまで辿り着いたわけで、建設主体の鉄道・運輸機構の担当者の方も、「やっと」、「ようやく」という表情やコメントだったのが印象的でした。
この相鉄・東急直通線が開通すると、計画では二俣川→目黒が約38分に、大和→新横浜は約19分になるとの事で、大幅な時間短縮が実現します。また、東急沿線から新横浜方面へのアクセスも格段に向上するなど、西側・東側共にメリットのある大きな開業となります。
すでに関係各社では、直通運転に対応した新型車両の導入や既存車両の改造工事が行われています。この車両達がこの区間を走るのも、もう間も無くというところまでやってきました!完成予定は2023年・3月。楽しみですね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「ClariS」の『コネクト』でした!
締結式ということで、「繋がる」がキーワードのこの曲。2011年にリリースされ、テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』オープニングテーマとしてO.Aされていました。アニメの大ヒットもあって、この曲も大きく注目されました!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、8月2日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もご乗車お待ちしてます!!
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7月27日(水) ゲスト:岩崎優也(本日のTresen)