新幹線YEAR![パート3] #ワンマン車掌 #山形新幹線
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「新幹線YEAR![パート3]」
です。
今年は鉄道開業150周年という記念すべき年なのですが、それ以外にも「周年」を迎えるものがたくさん!そんな中、JR東日本が行っているキャンペーンが「新幹線YEAR 2022」です。これは、JR東日本が運行している新幹線の多くが、今年、開業から5の倍数の区切りの良い年を迎える事を記念して行われているもので、今日は第3弾の山形新幹線です!
山形新幹線は、東京から福島を経由して山形や新庄まで結んでいる新幹線です。1992年の7月1日に開業し、今年で30周年を迎えます。ちなみに、この時に開業したのは山形までで、山形〜新庄間は1999年に開業しています。
山形新幹線の列車の愛称は「つばさ」。元々、上野や福島から山形などを結んでいた在来線の特急列車の名前を継承しています。車両は、開業当時は400系が使われていましたが2010年に引退。現在は二代目となるE3系が使われています。
この山形新幹線は、日本で最初のミニ新幹線です。ミニ新幹線というのは、新幹線の線路を新規で建設するいわゆるフル規格ではなく、既存の在来線の線路を改良して走らせるスタイルです。山形新幹線の場合、東京〜福島間は東北新幹線の線路を走りますが、福島〜新庄間は元々あった在来線である奥羽本線を、新幹線車両が走行出来るように改良して走っています。
このスタイルをやっているのは、山形新幹線と秋田新幹線の2つのみで、その先駆者となるのが山形新幹線です。基本的には既存の線路と施設を使用するため、フル規格で建設するより建設費が圧倒的に安く、それでいて東京と乗り換えなしで高速鉄道が繋がるという画期的なシステムでした。一方で、線路を既存のレール幅から新幹線車両が走行可能なレール幅に改良する際には、長期間にわたるバス代行が発生したりするなど、前例のない大工事をする必要があったほか、在来線の規格に車両のサイズを合わせないといけないため、通常の新幹線車両より小さいサイズで作られています。
また、この山形新幹線の誕生と共に新しく始まったのが、新幹線同士の連結です。どの新幹線車両にも、いわゆる顔の鼻の部分には連結器がありますが、あくまで緊急用であって普段使いをするものではありませんでした。ところが、山形新幹線は連結器を日常的に使い、多くの列車が東京〜福島間をやまびこ号と連結して走っています。こうする事で、仙台方面へ行く列車と山形方面へ行く列車を1本にまとめる事が出来るため、ダイヤを節約する事が出来ています。現在でも福島駅での併合・分割作業は人気で、多くのギャラリーが見守る中、作業が行われています。
そんな山形新幹線ですが、新型車両のE8系を導入する事が発表されています。第1弾となる車両は今年9月頃に登場する予定ですが、試験などが行われるためデビューは2024年の春の予定となっています。また、ダイヤを組む際にネックとなっている福島駅の改良工事も始まっており、これが完成するとダイヤ設定する上で自由度が増すので、さらに進化する事となります。
さらに、福島県と山形県の県境となる板谷峠の新トンネル計画も進んでいます。この板谷峠付近は昔から難所で、現在でも山形新幹線運休の約4割が、この板谷峠付近の天候悪化などが原因となっています。そこで、長大トンネルで通過出来るようにして、安定した運行や時間短縮を目指すというもので、まだ工事も始まっていない段階ですが、山形新幹線はまだまだ進化を続けます!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「沖田浩之」の『燃えてヒーロー』でした!
山形新幹線「つばさ」という事で、お届けした翼ソング。アニメ「キャプテン翼」のオープニングテーマとしてO.Aされていた楽曲です。ちなみに、作者の高橋陽一さんの出身地である葛飾区四つ木の京成線 四つ木駅では、この曲が列車接近メロディとして使われています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、7月5日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もご乗車お待ちしてます!!
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6月29日(水) ゲスト:NIKO NIKO TAN TAN(本日のTresen)