こだわりびとをたずねて「Green Basket Japan」
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
今月、哲平さんがジムニーで訪れたのはオリーブと西洋野菜を育てている「Green Basket Japan」さん。お話をお伺いしたのは、代表・加藤かいさんです。
加藤さんは小田原市、南足柄市の畑で合計1,000本のオリーブを栽培しています。当初は簡単だと聞いていたオリーブ栽培、剪定や日本の気候に合っていない作物のため、決して管理が楽なわけではないそうです。現地の乾燥から守るために木から出ている油分がオリーブオイルの元となるため、雨・湿気の多い日本では一本の木から採れるオリーブオイルの量が少ないんだそう。
就農前はシステム開発の会社を経営していた加藤さん「5年くらいで儲かるようになる」と見つけたオリーブ栽培の仕事に転職し、現在6年目。かながわ農業アカデミーに入り小豆島の師匠のもとで研修していく中で「オリーブは儲からない」と確信したんだそうです笑
加藤さんのオリーブオイルは、ニューヨークで開かれた世界最大級のオリーブオイルコンテストで銀賞を受賞! 今回は実際にパンにかけて試食させていただきました。以前街角リポーター藤田優一さんも訪れていました こちら(藤田さんにはまだオリーブオイルを送っていないようです笑)
オリーブ以外にも野草・西洋野菜も育てていて、こちらの野菜はイタリアのそら豆「ファーべ」
白いお花も豆の味がして食べられるということでいざ実食。
普段、野草雑草は栄養分・水分を取られてしまうということから農業では草は天敵とされていますが、オリーブ栽培では別。オリーブにとって日本の雨は多すぎるため、草が水分を吸ってくれるため、あまり邪険にはしないんだそうです。
トゲトゲしている「ゲンノショウコ」も食べられるけど、おいしくはない薬草。
哲平さんにはなぜか無味、むしろ+5ポイント!?笑 新コーナー「日本野草の会」はいつか!?
加藤さんのこだわりは「こだわらないことにこだわっている」お客様のニーズありきで商品を作ろうとしているので、自分のやることには、いつでも良いものをニーズに合わせて取り込めるようにしているんだそうです。将来の夢は「オリーブ御殿」を建てること。オリーブ御殿を建てると言われて結婚したんだから、といまだに奥さんに言われるんだそうです。建つまでオリーブの木を植え続けるという加藤さんでした。
Green Basket Japan
〒250-0113
神奈川県南足柄市岩原611
TEL/0465-57-1940
東名大井松田インターから車で15分
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