2022年2月の鉄道NEWS 勝手にランキング #DJマクラギ

2022.03.01 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は、ヤマカワ車掌がお休みで、

DJ MAKURAGI が登場！

「2022年2月の鉄道NEWS 勝手にランキング」

をお届けしました。

DJ MAKURAGI が選んだ
2022年2月の鉄道ニュースTOP3は・・、

第３位

『JR東日本、次世代を担う試験車両登場！』

第２位

『特急「やくも」、新型車両の概要発表！』

第１位

『新たな新幹線、開業日決定！』

でした。

そして、O.Aでお届けしたのは第１位！でした。

現在、日本ではいくつかの新幹線路線の建設が行われていますが、その中から九州で建設されている西九州新幹線の一部区間の開業日が、9月23日と発表されました！

この西九州新幹線は博多から長崎までを結ぶ路線です。そのうち博多〜新鳥栖間は、すでに開業している九州新幹線を通る計画がありますが、新鳥栖〜武雄温泉間の走行方法は現時点で話がまとまっておらず、今回開業するのは末端区間となる武雄温泉〜長崎までの約66キロのみとなります。なお、この武雄温泉から長崎の間には、嬉野温泉、新大村、諫早の3駅が設置され、車両基地は新大村に建設されます。

ちなみに、新幹線の列車名は「かもめ」と既に発表されています。これは、博多〜長崎間を結ぶ在来線の特急の名前で、在来線から継承する事になりました。そして、車両は東海道・山陽新幹線で走っている最新車両の“N700S”で、東海道・山陽新幹線では16両編成の車両が活躍していますが、西九州新幹線では車体のカラーなどが違う6両編成Ver.が走ることになっていて、既に車両の搬入が始まっています。

この開業で、博多から長崎へ向かうルートや時間は大きく変わります。現在は在来線の特急列車に乗って約2時間ですが、開業後は最速約1時間20分で行く事が可能となります。しかし、全線が新幹線というわけではないため、博多から武雄温泉までは在来線の特急「リレーかもめ」に乗って、終点の武雄温泉駅で向かい側のホームに停車している新幹線「かもめ」に乗り換えて向かうというリレー方式となり、乗り換えが必須となります。

この西九州新幹線。全てが新幹線規格で建設されれば、博多〜長崎間は50分程度になる予定です。そのため、長崎県側としては1日でも早く、新鳥栖〜武雄温泉間も新幹線規格で建設を始めてもらい、博多や本州とレールを繋げたいところなのですが、当初予定していたフリーゲージトレイン方式での建設断念などの経緯もあり、佐賀県側の建設費負担などの問題が解決しておらず、現時点ではこの新鳥栖〜武雄温泉間の建設の見通しは立っていません。

実は、九州新幹線も、先に開業したのは末端側となる南側の新八代〜鹿児島中央間で、その7年後に北側の博多〜新八代間が開業して全線開業という流れでした。この西九州新幹線も同じように末端区間からの開業となりましたが、果たしてこのレールが新鳥栖側と繋がる日はやってくるのか!?不明確な部分を残しながらも、西九州新幹線は着々と準備が進んでおり、開業日まであと半年！準備もラストスパートを迎えています！