みなとみらい線の「知ってる!?」 #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「みなとみらい線の「知ってる!?」」
です。
本日のTresenは、横浜中華街にあるイベントスペース、“ChinaTown80”からのお届けですが、そこから最も近い鉄道といえば、みなとみらい線!しかも、路線カラーもブルーということで、生放送のサブタイトルである“Blue China Town”にもピッタリ!というわけで、今日は、みなとみらい線にまつわる「知ってる!?」な話をお届けします!
みなとみらい線は、横浜駅〜元町・中華街駅までの4.1kmを結ぶ路線です。途中、新高島、みなとみらい、馬車道、日本大通りの各駅があり、どの駅も隣の駅までは1kmに満たない距離となっていて、きめ細かくこのエリアをカバーしています。ちなみに、東急電鉄や横浜市営地下鉄の路線と勘違いされる事も多いのですが、横浜高速鉄道という会社が運営している路線です。なお、列車は東横線と直通運転をしており、その先も東京メトロ副都心線、西武線、東武線などに繋がっているため、所沢や川越など埼玉県からやってくる列車も多くあります。
なお、シンボルマークは、アルファベットの「M」の字をベースにしたマークです。これは「みなとみらい」が「MM」と略される事などにちなんでおり、マスコットキャラクターの名前も「えむえむさん」という名前です!
そんなみなとみらい線、実は2月1日が路線の誕生日になるのですが、今年で何歳になったか「知ってる!?」
正解は、2004年開業なので18歳になりました!
1992年に横浜〜みなとみらい間、1995年にみなとみらい〜元町・中華街間の工事がスタート。2004年1月30日の終電後に線路切り替え工事が行われ、東横線の線路と繋がりました。そして、翌日の31日は東横線を全て横浜止まりにして、みなとみらい線区間はお客さんを乗せずに訓練運転を実施。2月1日に正式開業となりました。
一方、工事が始まったのは1990年代ですが、計画自体はもっと前からあり、例えば、1960年代には横浜市営地下鉄として横浜や関内から本牧方面への鉄道計画がありました。しかし、これは実現せず幻となってしまいます。そして、1980年代には、今のみなとみらい線のルートにかなり近い鉄道路線が計画されるのですが、この時は東横線との直通運転ではなく、ある別の路線との直通運転が計画されていました。その路線、「知ってる!?」
正解は横浜線です!
この当時の計画だと、横浜線・東神奈川駅から横浜ベイクォーター付近を通り、そのまま現在のみなとみらい線に似たルートを通って元町・中華街方面へ向かう計画でした。しかし、この当時の国鉄は分割民営化の真っ只中で、新規事業への投資などが出来る状況では無かったため、これも実現せず幻となってしまいました。
一方、横浜市としては、みなとみらいエリアの開発成功のために、なんとしてもこの路線を完成させたいという事情がありました。そこで、横浜エリアの鉄道各社と協議などを重ねていき、ついに東横線との直通運転が決定!こうして、両路線は直通運転をする事になりました。
さて、そんなみなとみらい線を満喫するのに便利なのが一日乗車券です。横浜〜元町・中華街間が乗り降り自由で大人460円。みなとみらい線の初乗りはICカードで183円なので、この券で3回乗れば元が取れる計算です。
では、直通先の東急線の切符と、みなとみらい線の一日乗車券がセットになった切符があるって「知ってる!?」
それが「東急線みなとみらいパス」です!
東急線の各駅から設定があり、例えば、渋谷駅発の値段で比べてみましょう。渋谷から元町・中華街までのIC運賃は486円なので往復で972円ですが、この切符だと、渋谷〜横浜間の往復とみなとみらい線の一日乗車券がセットで870円!みなとみらい線の一日乗車券も付いてるのに、普通に払うより安いんです!値段は出発駅によって違いますが、どの駅からでも元町・中華街との往復だけで元が取れる価格となっています!
さらに、この切符、実は東急線バージョンだけでなく、直通先の西武線バージョンや東武線バージョン、そして横浜駅乗り換えの相鉄線バージョンもあり、どの切符も、少なくとも元町・中華街までの往復なら、普通に払うよりもお得な価格で設定されています!
ちなみに、この切符は各鉄道会社ごとに名前が違います。
東急:「東急線みなとみらいパス」
西武:「西武横浜ベイサイドきっぷ」
東武:「東上横浜ベイサイドきっぷ」
相鉄:「相鉄MMチケット」
販売箇所は、自動券売機の会社もあれば窓口のみの会社など、会社によって異なります。また、発売時間を設定している会社などもあります。値段や詳細については、各鉄道会社のホームページやみなとみらい線のホームページに載っていますので、是非確認してみて下さい!
なお、京浜急行には、みなとみらい線の一日乗車券と、横浜市営地下鉄や横浜市営バスの一部区間、さらに京急線の一部区間の乗り放題がセットになっている「横浜1DAYきっぷ」という切符が発売されています。この切符も、出発駅によっては元町・中華街駅との往復を普通に払うより安い値段になる駅がありますよ!
といわけで、横浜中華街に最も近い路線、みなとみらい線の「知ってる!?」。あなたは知っていましたか!?みなとみらい線はどの駅も構造が個性的なので、駅めぐりをするだけでも楽しいですし、イベントスペースがある駅もあって、さまざまなイベントが開催されています。是非、横浜中華街へ遊びに行った際は、ご紹介した切符などを活用して、中華街のみならず周辺地域も併せてお得に楽しんでくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「浜崎あゆみ」の
『M』でした!
みなとみらい線の「M」マーク繋がりでお届けしたこの曲は、2000年にリリースされた楽曲。最近だと、このコーナーのすぐ後の「てくてくかれんだー」を担当している安斉かれんさんが主演を務めたドラマ、「M 愛すべき人がいて」の主題歌としてもO.Aされていました。
というわけで、
今週もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、2月22日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
来週もお楽しみに!
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2月16日(水) ゲスト:aimi(本日のTresen)