あの伝説のコールから15年!
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「あの伝説のコールから15年!」
です。
もしかしたら、あの「場」にいた方もいるかもしれませんね!
2月1日はみなとみらい線のお誕生日って知っていますか!?
2004年2月1日に開業したみなとみらい線。今年で15周年を迎えます。横浜から新高島、みなとみらい、馬車道、日本大通り、そして元町・中華街までの約4キロを結ぶ路線です。このみなとみらい線のおかげで、みなとみらいや県庁、山下公園、元町や中華街といった海側エリアへのアクセスはとっても便利になりました。
そして、みなとみらい線が15年ということは、東急東横線の横浜〜桜木町間が廃止になって15年でもあります。
東横線は、2004年の1月30日まで渋谷〜桜木町間を結ぶ路線でした。今は、渋谷方面からやってくると、横浜の少し手前にある東白楽駅の先から地下へ入りますが、2004年1月30日までは、そのまま高架を走って反町、横浜へと向かっていたんです!
横浜〜桜木町間はどういうルートかというと、まず横浜駅は、横須賀線ホームのすぐ隣に東横線の高架ホームがあり、その横浜駅を出発すると大きく左にカーブをして東海道線や横須賀線を跨いで高島町駅へ。さらにそこからは、根岸線の線路と並走するように桜木町駅へと向かっていくルートでした。
今でも、高架橋などは残っており、特に高島町〜桜木町間は歩道の上にアーケードのような感じになっているので、雨の日は便利ですよね(笑)
そして、この横浜〜桜木町間の最終日となった2004年1月30日。
元々この区間は、もちろん一定数の利用はありましたが、そこまで多いという訳でもなく、特に深夜の下り列車ともなれば普段はガラガラだったのですが、この日の桜木町行き最終列車は朝のラッシュを超える超満員状態!
そんな最終列車は桜木町駅に到着すると、東白楽駅で地下トンネルへの線路切り替え工事が控えており、このままだと車両が地上に取り残されてしまうため、すぐさま回送で渋谷方面へ折り返します。大混雑のホームをゆっくり離れていく回送列車。このホームに二度と列車が来ることはありません・・。
その回送列車を見送ったお客さん達は、ゆっくりと一番前にある階段を降りて改札口へ。そして、すべてのお客さんが改札を通過すると、改札口のシャッターが閉まるのですが、そのシャッターが閉まる際に自然発生的に始まったのが・・・
桜木町コール!!
「さくらぎちょう!さくらぎちょう!」と、まるでスポーツ選手の引退セレモニーかのようなコールの中、東横線の桜木町駅は、その歴史に終止符を打ちました。
大きく見れば「線路切り替え」とも言えますが、世にも珍しい、大都市における大手私鉄の通勤・通学路線の一部区間廃止という、近年誰も経験した事のない事態。それゆえに、不思議な熱気に包まれたこの2004年1月30日の夜は、未だに鉄道ファンの間で話のネタになったりもする伝説の夜となりました。
ちなみに現在、東横線の桜木町駅があった部分は広場となっていますが、そこに駅があったという面影はほとんどありません。
あれから15年経ち、「みなとみらい線と直通運転している東横線しか知らない」という方も増えているかと思います。根岸線の横にある高架橋や、横浜駅付近にある謎の橋桁などには、実はこんな過去があったんですよ!横浜や桜木町へ遊びに行った際は、ぜひ探してみてくださいね!
そして、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
「ゆず」の『桜木町』でした!
まさに、この東横線の横浜〜桜木町間が廃止になる事を受けて作られた曲で、2004年の6月にリリースされました。実際、お二人は、通学する際やストリートライブ時代に待ち合わせ場所として桜木町駅をよく利用していたそうです。PVには石原さとみさんが出演しています。
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、2月7日(木)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
来週も木曜16時、定刻で発車予定です!
お楽しみに!
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