ハッピーバースデー!

鉄道開業の地・横浜から、

今日も鉄分が上がっちゃう話をお届けします!

 

 

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

 

 

 

今日は・・

 

 

ハッピーバースデー!

 

 

です。

 

 

 

今日、10月21日は、京急電鉄のマスコットキャラクター「けいきゅん」の誕生日!

 

 

「けいきゅん」は、2011年10月21日、現在の羽田空港第3ターミナル駅(当時の名前は「羽田空港国際線ターミナル駅」)の開業1周年を記念して誕生しました。

 

 

 

 

 

 

出身地は久里浜工場4番ピットで、ボディは主力車両の1000形。さまざまなイベントに登場しているほか、一部車両の前面にも描かれており、鉄道ファンのみならず多くのお客さんに人気のキャラクターです。

 

 

というわけで、今日はそんな京急電鉄にまつわるクイズ!

 

 

Q1

京急線は、一部区間が必ず一定時間運転見合わせになってしまう日が、2010年まで年に2日ほどありました。なぜでしょう?

 

 

 

答え

箱根駅伝のため

 

 

 

毎年、お正月恒例の箱根駅伝。選手は、大手町〜芦ノ湖間を往復しますが、都内から横浜までは第一京浜(国道15号)を走ります。実は、そのルート上の京急蒲田駅付近に京急空港線踏切があったのですが、駅伝開催時は選手ファースト電車側が選手通過を待っていたのです!

 

 

この際、往路1区なので選手間の差もほぼない状態で通過しますが、2日目の復路は、10区のため先頭から後方の選手までの差が大きくなります。

 

 

しかも、この時期はお正月の帰省シーズン。羽田空港利用者も多いほか、空港線沿線穴守稲荷神社があって参拝客の利用も多いため、「選手が通過するので、ただ運行を止めればいい」という訳にもいかない難しい状況でした。

 

 

 

 

 

 

そのため、京急電鉄では、駅伝の状況を見ながら選手通過に合わせて電車を止める一方、選手同士の差が開いている場合は、その間に列車を通すなど臨機応変に対応していました。

 

 

さらに、選手通過の時間帯は、本来は都営浅草線など都心方面と羽田空港を結ぶ列車を、京急蒲田止まり京急川﨑方面への運行に、空港線京急蒲田〜羽田空港間折り返し運転のみにした、本線空港線を分離する臨時ダイヤで対応していました。

 

 

こうする事によって、空港線利用者京急蒲田駅での乗り換えが必須となりますが、選手通過空港線が一定時間運行出来なくなっても、本線や直通先のダイヤには影響が出ないようにしていたのです。

 

 

この京急蒲田駅付近はその後、長年に渡る高架化工事が完成したため、問題の踏切廃止されました。そのため、この駅伝対応も今となっては昔話です。現在は、巨大な高架橋第一京浜の上空に架けられており、踏切があった事を知らない人も多いかもしれません。ですが、今から15年前までは毎年実施されていた、お正月名物的な光景でした。

 

 

 

Q2

京急線の最高速度は120km/hですが、この高速運転を実現するため、信号機にある秘密があります。それは何?

 

 

 

答え

信号の現示方法を増やした

 

 

 

鉄道の運行に欠かせない信号機。首都圏は、出していい速度を運転台の速度計に直接表示する「ATC」というシステムの路線も多くありますが、京急電鉄は、線路上にある信号機を毎回確認しながら運転するシステムで運行しています。

 

 

信号のランプの色赤・黄・青の3色で、

「停止」黄色2つ「警戒」黄色「注意」

黄色と青の同時「減速」青のみ「進行」

となるのですが、京急電鉄の場合、元々は最高速度105km/hでの運転を前提として信号機が設置されていました。

 

 

ところが、最高速度120km/hにアップされる事となり、ここで大きな問題が生じます。それは、このままだと、120km/hで走行中に「減速」「注意」を現示している信号機が見えても、速度が速くて減速が間に合わない可能性があったのです。

 

 

かといって、スピードアップのために全ての信号機の間隔を調整して設置し直すというのも難しく、「減速」「進行」の間の現示が必要となったのですが、3色以外の新しい色を追加したり、3個以上のライトを使うわけにもいかず・・・という状況でした。

 

 

そこで、京急電鉄では、「減速」を意味する黄色と青の同時現示「点滅させる」という新しい現示方法を採用したのです。この現示は「抑速」と呼ばれ、105km/h以下での運転となります。

 

 

この「抑速」の誕生により、120km/hで走行しても、段階的に速度を落とす事が出来るため、安全に高速走行する事が可能になったのです。点滅している信号機を見ると、何も知らない人は「故障か!?」と思ってしまいそうですが、実は、京急線の特徴の一つである高速走行を支える大事なシステムなのです。

 

 

ちなみに、この信号機が点滅する現示は、直通先の成田スカイアクセス線などでも採用されています。

 

 

 

この他にも、国内の私鉄としては最長両数となる12両運転や、分割・併合の頻度の高さなど、多くの個性がある京急電鉄。鉄道ファンの間でも「特に京急が好き」という人は多く、人気の鉄道会社です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、けいきゅんの誕生日を記念して10月21日から11月24日にかけて、「きゅんペーン2025 京急スタンプラリー」という企画が実施されています。スタンプを集めて先着でステッカーが貰えたり、条件をクリアすると先着でオリジナルポーチが貰えるキャンペーンなので、皆さんも是非チャレンジしてみてくださいね!

 

 

 

今日もご乗車ありがとうございました!

 

 

この回の模様は、10月28日(火)の29時まで

radikoタイムフリー↓で聴けます!

コーナーは18:00ジャストから始まってます!

 

ワンマン車掌の鉄分乗々 10月21日分 を聴く!

 

 

来週もお楽しみに!

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