今日はスタジオにyubioriから田村喜朗さんをお迎えしました！

 

Tresen・Fヨコ初登場です!

 

田村さんは横浜・神奈川区出身で今年29歳、お父さんの車の中でよくFヨコを聴いていたんだとか…!

 

 

今日のメッセージテーマは「折れた話」について、最初に思いついたのは「骨折」だったそうですが、実は骨は折れたことがないとのこと…(笑)

 

それでも心が折れた経験はあるようで…。
昨年、フジロックフェスティバルの「ROOKIE A GO-GO」に、yubioriメンバーが掛け持ちしている別のバンドが出演することが決定!
そのことを練習前に聞いた田村さんは、「yubioriには連絡ないってことは、うちは出られないのか…」と心が折れてしまったそうです。

 

伝えてくれたメンバーの様子にも、どこか申し訳なさそうな空気を感じていたそうで、「なんか申し訳無さそうにしてんな〜…」と察していた田村さん、実際に聞いたときには頭を抱えたそうです…(笑)

 

しかし!今年、ついにyubioriとして「ROOKIE A GO-GO」出演が決定!
「もし今年も出られなかったら、もっとボロボロになっていたかもしれません(笑)」と安堵の笑みを浮かべていました。

 

yubioriは神奈川大学軽音楽部のメンバーを中心に結成。
東京や横浜を拠点に活動しており、エモやパンクに“アイスランド系”の雰囲気も感じさせる独自のサウンドが特徴です。

 

“和っぽいメロディー”を基盤にしつつも、それぞれのメンバーの趣味やその時々の音楽が楽曲に色濃く反映されているとのこと。

 

特徴的なのは、トランペットがいる編成。　1stアルバムの制作時に「ラッパの音が欲しいな…」と思った田村さん。
高校時代に吹奏楽部だった経験を活かそうと自ら挑戦したものの、あまりにうまくいかず…(笑)

 

そこで昨年10月、大野莉奈さんをヘッドハンティングし、トランペッターとして正式加入。
当初は3曲ほどにラッパの音を入れる予定だったところ、加入により急きょほとんどの楽曲をアレンジし直して録り直すことになったそうです。

 

 

yubiori 2nd Full Album『yubiori2』のプロデューサーを務めたのは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん!
若手アーティストのサポートをしていることを知っていた田村さんは、「ワンチャンやってくれないかな…」とダメ元でデモ音源を添えてメールを送ったそうです。　　その時点では直接のつながりはなし。

 

すると数日後、Xで「後藤正文にフォローされました」という通知が!
驚きながらも確認すると、「メール見ました。今度どっかのタイミングで会いましょう」とDMが届いていたのだとか。
「本当に来るんだ!?」と驚きつつも、「これはもう“ゴッチ”なんて呼べない…」と緊張も高まったそうです(笑)。

 

実際にお会いして話を聞くと、ロックだけでなくアンビエントやヒップホップ、インディーズに至るまで音楽への造詣の深さがとても勉強になったそう。

 

楽曲制作に関しては「yubioriの楽曲なんだから、自分たちで作ったほうが色が出て良いよ」とアドバイスをもらい、アレンジは基本的に自分たちで行ったそうです。
結果、構成が複雑になり、田村さん自身も覚えるのがかなり大変だったとか(笑)。

 

アルバム収録曲の一つ『Max とき』。
これは偶然にも新潟行きの特急の名前で、新潟出身のメンバーから「この曲は“Max とき”で行くから!」と突然言われ、そのままタイトルが決定したとのこと。
「俺が作った曲なんだけどなぁ…」と、田村さんはちょっとだけ複雑そうでした(笑)。

 

今年は目標の一つであったyubioriとしてフジロック出演を達成!
いずれは「レッドマーキー」にも立ちたい!と意気込みを語ってくれました。
「バンドを長く続けていきたい」という思いも、ひしひしと伝わってきました。

 

 

そもそもバンドを始めたきっかけは、高校時代に「バンドをやりたい!」と思って、なぜか吹奏楽部に“入っちゃった”ところから。
その後もずっと思い続け、高校3年生の文化祭でアジカンのコピーを演奏、それが今の活動につながっているそうです。

 

最後に「ライブに来てみてください」というメッセージとともに「これから仕事に戻ろうと思います!!」!?
なんと今日はお仕事を抜けてゲストゾーンに来ていただきました…

 

たしかに言われてみればYシャツで“ちゃんと仕事を抜けてきた格好”で、そのまま鶴屋町の職場へ向かわれました(笑)

 

次は他のメンバーの方も、またスタジオでお待ちしています～!

 

 

 

M1. Max とき / yubiori

M2. 終わらない / yubiori

 

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