ついに始まりました！

2025.03.25 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

鉄道開業の地・横浜から、

今日も鉄分が上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「ついに始まりました！」

です。

来月・4月13日から、いよいよ始まる「大阪・関西万博」。そんな大阪を走る大阪メトロで、ついに「顔パス」で改札通過出来る、『ウォークスルー型顔認証改札サービス』が、本日・3月25日から開始となりました！

実は、大阪メトロでは約5年以上前から、顔認証タイプの改札機の導入へ向けて、自社の社員を対象とした実証実験を実施しており、当初から「2025年の大阪・関西万博までの整備を目指す」としていました。

今回、導入されたのは、大阪メトロ全134駅中130駅（複数路線の重複含む）で、ニュートラムの一部の駅と、そのほか一部の改札口は未導入となっていますが、ほとんどの駅で導入されています。

新型改札機は、通過する距離はこれまでの改札機とほぼ同じ長さですが、空港にある金属探知機のように、門のような形をしています。その途中にあるカメラを使って顔を認識して、通過の可否を判断します。

今回は歩行しながらの顔認証という事で、高速認証の技術が求められますが、従来の交通系ICカード改札と同等のスピード、1分間に50人程度の処理が可能となっています。また、認証の精度をより向上させるため、改札機のアーチ部分には照明も設置されており、安定した認証を実現しています。

なお、この新型改札機の利用の仕方は、まず大阪メトロが提供しているアプリ『e METROアプリ』をダウンロードし、会員登録をしたのち、顔画像登録を行います。あとは、アプリ内でデジタル乗車券を購入して、顔認証改札の利用設定を行えば、顔認証改札機を通過する事が可能です。

また、顔認証改札機が設置されていない改札口で下車する際は、アプリで表示されるQRコードをかざして改札機を通過する事が可能です。

現在(2025.3/25)、デジタル乗車券として購入出来るのは、大阪メトロが乗り放題となる「26時間券」および「48時間券」のみとなっていますが、今後は購入出来るタイプも増やしていく予定だそうです。

日本における顔認証タイプの改札機は、JR西日本も実証実験を行っているほか、千葉県の山万ユーカリが丘線が、すでに一般旅客向けにサービス開始しています。ですが、山万の場合、改札機に設置されたタブレットに顔を向けて認証するようなスタイルなので、使用感がまた変わってきます。

一方、大阪メトロの場合、完全にウォークスルーを前提とした新型改札機で、なおかつ同時に100駅以上の駅で一斉に開始となるのも大きな特徴です。何もアクションをせずに通過出来るというのは、まるでアニメの世界みたいですよね！

そして、今日のコーナーではせっかくなので、この新型改札機の名前をDJのお二人に勝手に（笑）考えてもらいました！

あみちゃんは

『ランウェイやで』、『フェイスルー』などを提案！

「フェイス」と「スルー」で『フェイスルー』は、実際の利用方法とマッチしていて、なかなか良さそうですよね！

一方、植松さんは

『行ってきなはれ』、『やっぱスルーやねん』を提案！

名称というよりは、なんかCMのキャッチコピーっぽいですが(笑)、どっちも関西テイストが光る提案で、特に「やっぱスルーやねん」は、本当にCMで流れていそうな、“THE・大阪”なワードですよね！

大阪・関西万博も間近に迫り、これからより多くの人が訪れる大阪。そんな大阪で始まった、次世代の改札サービス。なんだか通る時はドキドキしそうですが、有人改札から自動改札へ、切符からカードへ、カードから交通系ICカードへと進化していった改札機が、また新たな1歩を踏み出しました。皆さんも大阪へ行った際は、是非使ってみてくださいね！

さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、

「KAT-TUN」の『Real Face』でした！

顔認証ということでお届けした「Face」ソングは、KAT-TUNのデビュー曲だった曲。2006年にリリースされ、デビュー曲にもかかわらず大ヒットとなり、ミリオンセラーを記録しました。その後も多くのヒット曲をリリースし、活躍してきた皆さんですが、残念ながら今月で解散。デビューから約20年の歴史に終止符を打ちます。