鉄道開業の地・横浜から、

今日も鉄分が上がっちゃう話をお届けします！

 

 

 

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

 

 

 

今日は、ヤマカワ車掌はお休みで、

DJ KOOさんの事が大好きな DJ MAKURAGI が登場！

 

「2024年11月の鉄道NEWS 勝手にランキング」

 

をお届けしました。

 

 

 

DJ MAKURAGI が選んだ
2024年11月の鉄道ニュースTOP3は・・、

 

第３位

『関空特急、１駅延伸へ！』

第２位

『各地で相次ぐ運行終了！』

第１位

『JR東日本、首都圏主要線区でもワンマン本格始動！』

 

でした。

 

 

 

そして、O.Aでお届けしたのは第３位でした！

 

 

 

JR西日本が運行している関西空港アクセス特急「はるか」。1994年の関西国際空港の開港とともに運行が始まり、関西空港〜京都間（一部は野洲）を、天王寺や大阪を経由して結んでいます。車両は271系と281系で、現在はハローキティのラッピングが施されており、海外からのお客さんにも人気です。

 

 

 

 

 

 

そんな「はるか」の始発・終着駅を、京都駅ではなく、2029年・春から1駅先の山科（やましな）駅に延伸するプロジェクトがJR西日本から発表されました。

 

 

 

この山科駅は、京都駅から名古屋方面へ1駅。距離にすると約5キロで、時間だと約5分という位置にあります。米原・名古屋方面へ向かう琵琶湖線（東海道線）と、近江今津・敦賀方面へ向かう湖西線が分かれる重要な駅ではありますが、京都駅のような大規模な駅ではありません。1日の乗車人数だと、京都駅が164,712人(2023年)なのに対し、山科駅が32,467人(2023年)と、全く違います。

 

 

では、ターミナル駅である京都駅が始発・終着駅だった「はるか」を、なぜ山科駅まで1駅延長しようとしているのでしょうか？

 

 

それは、「京都駅の一極集中を解消したい」という狙いがあったからです！

 

 

 

京都駅は、JRの東海道新幹線や在来線だけでなく、近鉄線や市営地下鉄などが走るほか、多くの路線バスも発着しており、まさに京都市内の観光地への玄関口です。そのため、どこへ行くにも、まずは京都で下車し、そこから地下鉄や路線バスに乗り換えて各地へ向かうという状態となっています。

 

 

 

 

 

 

ところが、近年は観光客の集中が問題になっていて、地下鉄の局地的な混雑のほか、駅周辺や人気スポット周辺での慢性的な渋滞やバスの混雑も発生。日常生活にも影響が出るような状態で、社会問題になっています。

 

 

一方、隣の山科駅も、JR線の他に京都市営地下鉄東西線などが走っており、八坂神社や平安神宮などがある東山方面など市内の人気スポットへのアクセスも便利で、実は京都駅から混雑しているなか向かうよりも結果的に早く着くスポットが多いのです。

 

 

そこで、JR西日本は、京都市内アクセスの際に山科駅の活用を促す情報発信など、京都駅一極集中の緩和に向けた取り組みを実施しています。そして、この取り組みをさらに進めるために、観光客も多く利用する「はるか」の運行区間を山科駅まで延ばす事にしたのです。

 

 

 

 

 

 

この「はるか」の延伸に伴い、山科駅は大規模な改良工事が実施される予定で、「はるか」が山科駅で停車や折り返し可能になるよう線路の配線を変更するほか、折り返し列車の滞留などでホームの空き待ちが発生しないよう、これまで通過専用だった線路にも新たにホームを設置し、跨線橋の整備なども予定されています。改良工事は2025年度から始まり、完成および「はるか」の延伸は2029年・春を予定しています。

 

 

 

そして、「はるか」の運行区間が延びる事で、嵐山方面へ向かうJR嵯峨野線（山陰本線）の混雑緩和も実現するかもしれません！

 

 

というのも、現在の「はるか」は、京都駅では基本的に30番線を発着しており、嵯峨野線とプラットホームを共有するような状態なのですが、この嵯峨野線も嵐山や保津峡などの人気観光地を通る路線で、観光客を中心とした局地的な混雑の集中が問題になっています。

 

 

 

 

 

 

ところが、特急「はるか」が山科駅まで延伸すると、京都駅の「はるか」停車ホームが線路配置の関係で今とは別のホームになります。そのため、空いたホームを嵯峨野線の列車に割り当てる事が可能となり、嵯峨野線の増発やダイヤ上における自由度の増加が期待出来るのです。

 

 

 

この山科駅の改良が完成したとしても、新幹線が停まるほか多くの路線の始発・終着駅でもある京都駅が中心である事は変わりません。ですが、地図や路線図を熟知している人しか知らなかった混雑回避ルートが、こうやってオフィシャルとして紹介・整備される事で選択肢が増えるのは嬉しいですよね。

 

 

 

 

 

 

新幹線で東京方面から訪問する場合だと、利用するチャンスはあまり無いかもしれませんが、大阪・神戸などの観光と組み合わせて京都に向かう場合は、訪れる場所によっては山科駅経由が便利なルートになる事もあるかと思います。是非、一つの選択肢として気にしてみてくださいね！

 

 

 

さて、本日

DJ MAKURAGI がお届けしたナンバーは・・、

 

「TRF」で『寒い夜だから』でした！

 

 

 

さて、ここ最近のDJ KOOさんニュース！

 

 

“PRIME TIME”のREMO-CONさんがDJ活動30周年という事で、サプライズでREMO-CONさんをお祝いしようと、今年5月にFMヨコハマへ来てくれたDJ KOOさん。実は、その時にYouTubeの撮影チームも来ていたのですが、その時の模様が、ついにDJ KOOさんのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開されました！マクラギも、ちらっと写っているとか、いないとか!? 是非チェックして下さい！

 

 

YouTube

【DJ KOO】REMO-CON 30 anniversaryドッキリ！！企画！

https://youtu.be/zTjWd5XCW1s?si=tMMRfvTPNGn1TbeU

 

 

 

 

というわけで、

今日もご乗車ありがとうございました！

 

 

この回の模様は、12月10日（火）の29時まで

radikoの↓タイムフリー↓で聴けます！

コーナーは18:00ジャストから始まってます！

 

【ワンマン車掌の鉄分乗々 12月3日分 を聴く！】

 

 

次回もお楽しみに！