こだわりびとをたずねて「パン工房ジョイ・三浦昌弘」さん
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
この日哲平さんがジムニーで訪れたのは、神奈川県小田原市にある、とあるデイセンター。お話を伺ったのは、パン工房ジョイの三浦昌弘さん
三浦さんは、このデイセンターに勤務していて、施設を利用している知的障害の方たちにパンを作る指導をしています。
三浦さんは長年のFヨコリスナーでTresenにもよくメールをくれているとれせなー!それだけでなく、これまでこのコーナーに登場した数多くのこだわりびととつながりがあるスペシャリスト!
三浦さんは元々デパートに勤務していて、その後お父さんのお仕事の都合もあり福祉の道へ。約20年間、別の施設に勤務し、約10年前からこちらの施設にやってきたんだそう。現在は約10名の利用者の方々と日々パンづくりに挑戦中!すぐ評価が返ってきやすい「パン」を作ることは利用者さんの励みにもなるんだとか!計量・ミキシング・発酵に至るまで全ての工程をこの工場で行っています。
年間で製造するパンの種類は約60種。季節によって変えていて、一番販売に適さない夏には変わり種を作ることもあるんだとか。知的障害の方ならではの発想から生まれた味のパンも多くあり、中にはラーメンのパン、シュウマイのパン、ラムネパン、コーラパンなども!三浦さん曰く、一度作ってみて売れなければやめれば良いし、売れたら考えた方の自信の向上にもつながるため、一度はやってみることにしているんだそう。
「地産地笑」をコンセプトに、地元の人とつながり、小田原産のものを使ってパンを作り、逆に余ったパンの耳などは近隣の畜産業者に餌として提供するなど、お互いがwin-winになれるような”循環”を目指しています。
こちらは地元の練り物屋さん「伊勢兼」のちくわを使ったその名も「ちくわに」。利用者さんの「このちくわに〜(何を加えよう)、ちくわに〜」という言葉からひらめいたんだとか!
哲平さんのリクエスト、「ピロシキ」も初めて作っていただきました!味はもちろん美味しい!
ラムネパン、コーラパンは想像以上にラムネとコーラでした!
そして三浦さん、現在アピオジムニー購入を考えていて、真剣に相談していました!
続いて場所を移動し、小田原を見渡せる三浦さんのお気に入りのスポットへ!
三浦さんにとって、障がい者の障がいは、世間一般の人の理解であって、その人がどんな人でどんな苦手なことがあるのかということを理解してもらえてない部分が障がい。その壁が取り払われて理解してもらうことができたら、障がい者ではなく人と人として付き合える部分があるので、そういった理解を深め、その苦手な部分をみんなで補い合って生きていくことが目標なので、その壁を取り除いていくことがこだわり。「障害者と関わることで、理解を深め、壁を壊してもらえたら」とのこと。
三浦さんありがとうございました。
パン工房ジョイ
〒250-0214
神奈川県小田原市永塚408
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