こだわりびとをたずねて「デニムマン・新倉健一郎」さん

毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!

今回哲平さんがジムニーで訪れたのは、神奈川県開成町にあるとあるお店の前。

今回お話を伺ったのは、「デニムマン」新倉健一郎さん。新倉さんはキャンピングカーで、デニムを中心とした衣料品を販売しています。
新倉さんは、27年間小田原にあるジーンズ店に勤めていましたが、店が閉業。その後現在の形で独立を果たしたんだとか。現在9年目。キッチンカーのような営業スタイルに以前から憧れがあり、店舗を構えるのではなく、キャンピングカーでの移動販売に行き着いたんだそうです。
毎週金曜日は、開成町にあるこちらのブルワリー「ガラパゴレーシング」さんの駐車場を借り、営業している新倉さん。中には、夜、酔っ払った勢いで購入していくお客さんもいるんだそう!

キャンピングカーの中は、仕立て用のミシンもあり、試着室としても使用しているんだそう!

哲平さんの出身地、岡山が原産の「JAPAN BLUE JEANS」も取り扱っています。

岡山がジーンズの名産と呼ばれるようになったのは、90年代ごろ、織機というジーンズを織る機械が世間的に新しいタイプに移り変わろうとしている時、岡山にはシャトル織機という旧タイプの織機が残っていて、貴重で昔ながらの縫製ができる岡山がジーンズの聖地のようになっていったんだそう。元々学生服の縫製工場が多く、それがジーンズへの縫製へと移り変わり、本来あった藍染の文化と相まってジーンズの生産が盛んになっていたという説もあるんだとか!
今後は、お客さんがどこに出店しているかを探す手間を考えると店も構え、店とキャンピングカーの両立も考えているそうですが、新倉さん自身はキャンピングカーの方に常駐し、会いにいくスタイルの方が性に合っているんだそう。

新倉さんのこだわりは、「できるだけクオリティーの高いものをお客さんに納得してもらって履いてもらうこと」ネット販売が増え、アパレルの接客を嫌がるお客さんも多い、その中でも信頼できる販売員がいれば安心して買ってくれるのではないかと考え、「この人に聞けば間違いないな」と思ってもらえるように販売をしていくことが目標なんだそう。心掛けていることは「嘘を言わない」新倉さんは、似合っていなかったら「それは違う!」と誠実に声をかけてくれるそうですよ!

デニムマン

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