こだわりびとをたずねて「金管楽器修理調整 浅香工房」さん
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
今回哲平さんがジムニーで訪れたのは、神奈川県藤沢市湘南台にある「金管楽器修理調整 浅香工房」さん。
お話を伺ったのは代表の浅香崇三郎さん。なんとTresenをよく聞いてくれていて、メールも時々送ってくれるトレセナー!元々は楽器店に勤め、金管楽器の修理を行なっていた浅香さん、独立し、この地に工房を構え2年。学生時代は吹奏楽部でチューバを演奏。進路の問題に直面した時、音楽関係の仕事に就けるような学校に、と考えてさまざまな資料をめくっていたときにたまたま見つけたのが「金管楽器の修理を教えるコース」だったんだそう。そして、その専門学校へ進学、その後楽器店を経て現在に至るんだそう。
そもそも金管楽器とは、浅香さんが手に持っているマウスピースという部品を使って、唇の振動を楽器で増幅させて音を出す楽器。唇が発音体なのが金管楽器。哲平さんが言っていたサックスやクラリネットは、木や葦でできたリードという竹ベラのようなものを付けて息で振動させ音を出しているので木管楽器、トランペットやホルンは金管楽器なんだそう。深いですね。
浅香さんの元へ、SOIL&”PIMP”SESSIONSのタブゾンビさんや髭男、緑黄色社会のサポートでトロンボーンを演奏しているTocchiさんなども修理を依頼しに来るそうですよ!中には楽器の形を変形させたいなど無理難題とも言える依頼もくるそうですができる限り対応、実際に浅香さんがアレンジした楽器でテレビに出演し演奏している場面を目にすることもあるそうです!
トランペットの組み立てに哲平さんが挑戦!組み立てられたトランペットをいざ吹いてみました!
なかなか最初は音が出ないそうですが、出してしまうのが哲平さんです。
浅香さんのこだわりは「こだわらないことがこだわり」自分の我が強くなった状態で楽器を修理すると、実際に使う人にとっては良い状態ではないかもしれない、ネジひとつの締め方ひとつで音の鳴りが変わってくる世界なので、できるだけ淡々となおす。あまり強い思いを持つのではなく、お客さんが困っていること、その楽器にしてあげる良いだろうことを施していくことがこだわりなんだそう。
浅香さん、これからもTresenをよろしくお願いします!
金管楽器修理調整 浅香工房
〒252-0804
神奈川県藤沢市湘南台1-18-7グリーンコアビル201
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