青春しよう!
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「青春しよう!」
です。
もうすぐ夏休みシーズンが始まりますが、そんなこの時期恒例の切符といえば・・・
「青春18きっぷ」です!
名前のせいで若い人向けの切符と思われがちなこの切符ですが、実は誰でも使うことが出来る切符で、上手に使えば超お得に旅する事が出来る切符です。
まず、ルールを整理しましょう。
この「青春18きっぷ」は、日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本 宮島フェリーを自由に乗り降りできる切符です。そのため、私鉄はもちろん、過去はJR線だったけどその後に第三セクター化された路線(しなの鉄道・青い森鉄道など)などは使えません。(一部特例あり)
また、この切符で勘違いしやすいのが、たとえ別途で特急券を買ったとしても、この切符は乗車券の代わりにはなりません。特急や新幹線に乗車したい場合は乗車券も購入する必要があります。(一部例外あり)
そして、この切符は通年の販売ではなく、春休み、夏休み、冬休みといった長期の休み期間のみの販売です。2023年は以下のようになっています。
春期
販売期間:2月20日~3月31日
利用期間:3月1日~4月10日
夏期
販売期間:7月1日~8月31日
利用期間:7月20日~9月10日
冬期
販売期間:12月1日~12月31日
利用期間:12月10日~2024年1月10日
ちなみに季節を跨ぐ事はできません。その期間内に使用しないと無効となります。
そして、気になる値段は12050円。
これで5日分(5回分)の効力があります。
どういう事かというと、この切符は同一行動をするのであれば複数人で使用する事も可能です。なので、1人で5日分全部を消化していく使い方のほか、5人旅行の1日分という使い方も出来ますし、2人旅行で2日分使って残りの1回分は期間中の別日に個人で・・という使い方でもOKです。ちなみに、使用日が連続している必要もありません。
なお、2023年7月時点でのダイヤだと、東京駅から当日中に行ける限界は、西が山口県、北は青森県までとなっています。ただ、これだと、ひたすら乗車と乗り換えを繰り返す限界旅行となってしまうので、予定を組む際は無理せず組むのがポイントです。また、全国各地には、たとえ幹線であっても極端に列車本数が少なくなる「難所」が数多くあり、大きな制約となるケースもあります。そういった所を通過する際は、この切符に固執するのではなく、別途乗車券と特急券を支払って、1駅や2駅だけ新幹線や特急でワープするというのも上手い組み方です。
そして、この切符は過酷な長距離旅行のためだけの切符ではありません。というのも、5回分で12050円なので、1回あたりにすると2410円。つまり、片道1300円の距離を日帰り往復するだけで元が取れてしまうのです!
横浜駅でいうと、湯河原や熱海までが1340円(紙の切符の値段)なので、この区間との往復だけで既に元が取れる計算です。また、片道だと静岡県の清水駅、栃木県の岡本駅(宇都宮の次の駅)、群馬県の新前橋駅などはすでに2410円を超えているので、この時点で元が取れる事になります。
壮大な旅のためだけの切符というイメージがありますが、小さな旅にも大活躍の可能性を持つ切符です。上手に使えばとてもコスパのいい切符ですので、ぜひ使ってみてくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
「Mrs. GREEN APPLE」で『青と夏』でした!
今年結成10周年を迎えたMrs. GREEN APPLE。この曲は2018年にリリースされた楽曲で、『青夏 きみに恋した30日』のために書き下ろされた楽曲でしたが、夏の定番曲として大ヒット。今年も各種チャートにランクインしています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、7月25日(木)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もお楽しみに!
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7月19日(水) ゲスト:Cö shu Nie(本日のTresen)