こだわりびとをたずねて「絵師 Zi」

毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!

今回哲平さんがジムニーで訪れたのは、秦野市堀西。ここで待ち合わせたのは、Zi こと旅の絵師 しろひげ カドワキノブオさん。

御年80歳のZi。小さい頃から絵を描くことが好きで、26歳のときに建築の透視図を専門に描く仕事をスタート。20年前、建築の仕事が少なくなった頃から、秦野で風景を描いているんだそう。

Ziは、アーティストでもイラストレーターでもなく絵師。江戸時代の絵師・歌川広重のように東海道を巡り同じ縮図で描き続け、現在33箇所まで辿り着いたんだそうです。

そんなZiが現在取り組んでいるのが、「シャッターで秦野を盛り上げたい!」との思いで、Ziと10人の絵師で取り組んでいる「シャッタープロジェクトはだの」。防犯の役割を果たす以外は閉まっていて中の様子が伺えないのがシャッター。そんなシャッターが閉まっていても中の様子が想像・演出できる、がコンセプト。このプロジェクトは、お店のオーナー、応援してくれる街の人々、絵を描く絵師の3者のクラウドファンディングで成り立っているプロジェクト。クラファンを使いこなしているZi、最強の80歳ですね。

Ziは、「しろひげの観光スケッチ〜秦野風情」という本も出版。秦野のいろいろな風景画が描かれています。実は、葛飾北斎をモチーフにした映画で、北斎の手役で出演したことも!

その後場所を移動、Ziが連れてきてくれたのは弘法山。春になると桜の名所なんだそう。こちらの場所で、ジムニーをバックに丹沢山溪をいざスケッチ!

まずはZiにお手本を見せていただきました。

透明な板にまずは構図を描き、その後紙を当てて下絵から描き始めます。

その後、絵の具を使い色付け。

スケッチは秒で描くというZiの作品がこちら↓

30分強の時間をかけ、描き上げた哲平さんの作品がこちら↓

Ziのこだわりは、これからもシャッタープロジェクトの仲間とチームワークを大事にしながら活動していくこと。

シャッタープロジェクトはだの
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旅の絵師 しろひげ カドワキノブオさん
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