新幹線YEAR![パート6] #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「新幹線YEAR![パート6]」
です。
今年は、JR東日本が運行している新幹線が、開業から区切りの良い年を迎えるという事で、「新幹線イヤー2022」というキャンペーンが行われています。その第6弾としてご紹介するのは、再び東北新幹線です!12月1日で、盛岡〜八戸間が20周年を迎えます!
1982年6月に開業した東北新幹線。開業時点では大宮〜盛岡間の開業でしたが、3年後の1985年に上野まで延伸。さらに、1991年には東京まで延伸し、東京〜盛岡間の運行となりました。一方、盛岡以北は、1970年代に青森方面への整備計画が決定されたものの、オイルショックや国鉄の経営悪化、さらに青森駅の設置場所の検討など複数の事情が重なってなかなか建設には至らず、遠い道のりとなっていました。
そんな盛岡以北の建設が本格的に動き出すのは、元号が平成に変わった頃。建設費削減のため、一部区間だけフル規格で建設し、大半はミニ新幹線方式で建設という案でしたが、ようやく盛岡以北の建設が始まります。さらに、この計画は徐々に変更され、最終的には盛岡〜新青森間全線がフル規格の建設となりました。
このうち、先に工事が始まっていたのが盛岡〜八戸間で、約11年の工事を経て2002年12月1日に開業となりました。この開業で、東北6県の中で唯一「新幹線未開の地」だった青森県にも新幹線が到達。東京―八戸間は最速で3時間を切る時間で結ばれ、これまで盛岡発着だった青森・函館方面の在来線特急も、八戸発着に変更されました。
そして、この八戸延伸のタイミングで誕生したのが「はやて」という列車名です。一部例外を除き、「大宮〜仙台間無停車」、「最高速度275km/h」、「全席指定席」などが特徴で、「やまびこ」より速い列車という位置付けとなり、東北新幹線を代表する列車として活躍しました。
ところが、この「八戸・はやて時代」は長くはありませんでした。というのも、八戸終着はもちろん一時的なもので、その後の工事の進展に伴い、2010年に八戸〜新青森間が開業。ついに東北新幹線が全線開業を果たします。一方で、函館方面の在来線特急の乗り換え駅の役目も新青森に移り、八戸は途中駅となりました。
また、列車名としては、2011年のダイヤ改正から「はやぶさ」が誕生。デビュー当時は日本最速タイの300km/h運転、2013年からは日本最速となる320km/h運転がスタート。「はやて」はダイヤ改正のたびに「はやぶさ」に置き換えられていき、少しずつ本数を減らし、存在感が薄くなっていきます。そして、2019年のダイヤ改正で、ついに東京発着の「はやて」は消滅。現在は、盛岡・新青森〜新函館北斗間で上下2本ずつを残すのみというレア愛称となりました。
2016年に北海道新幹線が開業し、新幹線はついに青函トンネルを抜けて北海道に突入!現在は新函館北斗までですが、その先の札幌まで建設が続いています。20年前までは、東京〜盛岡間の約500kmを結ぶだけだった路線も、東京〜札幌となれば倍の1000km超え!東北・北海道新幹線は大路線に成長を続けています。
そして、車両側も試験車両“ALFA-X”が2019年に製造され、各種試験が行われています。現在のE5・H5系よりも速い360km/hでの営業を目指しているため、10号車は車両のほとんどが尖っていて、座席は3列しかないという大胆なフォルムに!これまで、安全性・安定性や快適性、環境性能、メンテナンス性の向上を目的とした試験を実施してきましたが、今年度からは、地震対策をはじめとした各種開発品の耐久性確認のほか、車内サービスの研究開発、将来の自動運転を実現するための基礎的な研究開発等を目的とし、仙台〜新青森間を中心に走行試験が行われています。この結果がどう生かされるのか、楽しみですね!
今年は節目の年として、さまざまな企画が実施されたJR東日本の各新幹線。行き先もそうですし、車両のバラエティも豊富でカラフルなので、眺めているだけでも楽しいですよね!ぜひ、新幹線を使って東日本・北海道エリアの旅、楽しんでみてはいかがでしょうか!?
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「スピッツ」の『ハヤテ』でした!
1996年にリリースされたアルバム「インディゴ地平線」に収録されている楽曲です。ちなみに、スピッツは「はやぶさ」というアルバムもあるため、東北新幹線の列車名とは、かなりゆかりがある!? 偶然なのか、それとも・・!?(笑)
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、12月6日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18時ジャストから始まっています!
次回もご乗車お待ちしてます!!
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11月30日(水) ゲスト:安斉かれん(本日のTresen)