こだわりびとをたずねて「葉山 パッパニーニョ」
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
今月、哲平さんがジムニーで訪れたのは葉山町にあるコーヒーが飲めるカフェ「葉山 パッパニーニョ」。お話をお伺いしたのはオーナーの二宮寛さんです。
一番左にいるのは店長の岡田さん。長年常連客だった岡田さんが現在は二宮さんの右腕として店長をしているんだそう。いざ、中に入ってみると、、、なにやらすごそうなものたちが!
何を隠そう二宮さんは、元プロサッカー選手!日本代表の選手・監督を歴任されたすごい方!
二宮さんから繰り出される、ベッケンバウアーやペレなど錚々たる選手とのエピソードにサッカー好きの哲平さんは感嘆!
2000年にオープンしたこのお店「パッパニーニョ」。元ドイツ代表の皇帝・ベッケンバウアーが来日した時に名付けてくれたんだそう。ラテン語でお父さんを意味する「パッパ」、いたずらっ子と訳せる「ニーニョ」を合わせた「パッパニーニョ」、二宮とニーニョもかかっています!(一番最初は、おじいさんを意味する「グランパ」を合わせた「グランパニーニョ」を提案されたんだそう笑)
お店て売っているコーヒーの中には”パッパニーニョブレンド”や”カイザーブレンド”という名前のコーヒーもあり、”カイザーブレンド”は、ベッケンバウアーが一番美味しい!と言ってくれたことからこの名前に。実際に我々も二宮さんが入れてくれたホットコーヒー、アイスカフェラテ、コーヒーゼリーをいただきました!
コーヒーの下に敷いてあるコースターも世界各地にあるサッカースタジアムがデザインされていました。
カフェの中でこんな写真も見つけました!
西野朗さんが日本代表監督だったW杯ロシア大会のベルギー戦で敗退してしまった直後に開いてくれた報告会での写真。西野さんも二宮さんが監督時代の教え子なんだそう。
二宮さんが現役時代、一番印象に残っているのは、モスクワの伝説のゴールキーパー 、レフ・ヤシンからゴールを奪った試合。身長差30cmでのゴールに感動したそうです。
そんな二宮さんがこちらのカフェを始めたのには理由がありました。ヨーロッパから日本へ帰国した時、日本人の余裕が少ない生活環境に改めて気付いたんだそう。コーヒーを飲むときも紙コップに入れて歩きながら飲んでいる人も多いけれども、本来日本のコーヒーは、自分のカップで時間をかけて淹れて飲む、だから世界から評価をされているんだと。そして企業を引退後、カフェを開こうと思ったんだそう。店の理念は「ゆとりを大切に」 命ありかぎりこの理念を大切に続けていきたいと熱望している二宮さん、貴重なお話の数々、ありがとうございました。
葉山 パッパニーニョ
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色1940
TEL/046-875-9924
横浜横須賀道路 逗子インターから車で20分
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