今回はゲストに元・青森県農業高校教員で、植物学に詳しい、斗沢栄一さんをお迎えして、「植物の不思議」についてディグしました！なんとはるばるお住まいの青森県から神奈川へ来てくださりました..ありがとうございます！
5月26日に22世紀アートから、電子書籍「身近な植物の面白いはなし」を出版された斗沢さん。副題は「草花や野菜、果物にもある不思議なちから」。そんな本のタイトル通り、植物の不思議な面白いパワーを感じるお話がたくさん詰まった本！そんな本の中から、お話を聞かせていただきました。
夏真っ盛り！ということで、夏野菜のお話を。夏野菜の代表的なものといえば・・・トマトですよね！実はそんなトマト、年間消費量は野菜の中でダントツの世界一ってご存知でしたか？トマトの原産地は南アメリカのアンデス高地で、日本には江戸時代に長崎から伝わったと言われているんだそう。また、トマトが赤いのには理由があるそうで、鳥や動物に見つけてもらって食べてもらい、種子を遠くに飛ばすため、一番目立つ色である赤に進化したんだとか！たしかに赤色は、パッと目立つ色ですよね。
トマトの次はピーマン！ピーマンは、唐辛子を改良して出来たもので、辛みをなくして食べる部分の皮を厚くしたため、中身が詰まっておらず空っぽなんだそう！また、未成熟の状態の果実を収穫しているため、緑色で苦いんだとか。
また、子供がピーマンを嫌いなことには理由があるそうで、私たち人間が酸味や苦みを嫌う傾向にあるのは、実は本能によるものだといわれているんだとか！大人も、緑色のトマトや柿は食べないように、未熟は一般的に緑色で苦みが強く、食べるとおなかを壊す恐れがあることを知っているため、本能的に嫌いになると言われているんだそう。自分の体に害がある、と本能的に感じていると思うと、なんだか納得しますね笑。。
他にも様々なお話気になる方は、22世紀アートより出版されております電子書籍「身近な植物の面白いはなし」をAmazon、Kindleストアでチェックしてみてください〜！
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