新幹線YEAR! #ワンマン車掌 #秋田新幹線
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「新幹線YEAR!」
です。
さて、今年は鉄道開業150周年という記念すべき年なのですが、それ以外にも「周年」を迎えるものがたくさん!そんな中、JR東日本が行っているキャンペーンが、「新幹線YEAR2022」です。
これは、JR東日本が運行している新幹線の多くが、今年、開業から5の倍数の区切りの良い年を迎える事を記念して行われているもので、その第1弾が秋田新幹線です!
秋田新幹線は、東京から仙台、盛岡を経由して秋田まで結んでいる新幹線で、開業は1997年の3月22日。今年で25周年を迎えました。ちなみに、正確に言うと、東京〜盛岡間は東北新幹線を走り、盛岡〜秋田間は元々あった在来線を新幹線車両が走行出来るように改良して走っているため、「秋田新幹線」という名の新しい線路を作ったわけではありません。案内時などの通称としての名前となります。
秋田新幹線の列車の愛称は「こまち」。秋田県の現在の湯沢市に生まれたと語り継がれる小野小町が由来で、車両には小野小町をイメージした女性のシルエットがシンボルマークとして取り入れられています。
東京〜盛岡間は、新青森や新函館北斗方面へ向かう「はやぶさ」と連結して走り、最高速度は320km/h。これは現時点で日本最速の速さです。一方、盛岡を出ると列車は田沢湖線に入り、東北地方を横に進むような感じで日本海方面へ向かいます。雫石、田沢湖などを通って、花火大会で有名な大曲へ到着。ここで、進行方向が変わり、これまで最後尾だった車両を先頭にして約30分走ると終点の秋田。最も早い列車だと、東京から最速3時間37分(2022年3月の福島県沖地震被害前のダイヤ)で到着します。
車両は、開業時はE3系という車両でしたが、この車両は2014年に秋田新幹線から引退。現在走っているのは、2013年から活躍している二代目の車両、E6系です。
この車両の特徴は、なんといっても「顔」です!東北新幹線区間で最高速度320km/hを出すため、空気抵抗を考慮した細長い顔となっており、色は鮮やかな茜色!これは、秋田のなまはげ、竿燈祭り、リンゴなどをイメージしています。
この車両のデザインを監修したのが、東北出身のデザイナー、奥山清行さん。ゼネラルモーターズ社のチーフデザイナー、ポルシェのシニアデザイナーなどとして活躍したのち、イタリアのデザイン会社でフェラーリやマセラティなどのカーデザインを担当。「イタリア人以外で初めてフェラーリのデザインを手がけた男」とも呼ばれています。
なお、外観だけでなく車内も秋田をイメージした造りとなっており、普通車の座席は黄金色ですが、これは秋田の稲穂の色をイメージしています。一方、グリーン車にはカーペットに田沢湖の青色が使われています。
なお、奥山さんは、その後デビューした多くのJR東日本車両のデザイン監修も担当しており、北陸・上越新幹線で活躍しているE7・W7系、山手線や横須賀・総武快速線で活躍しているE235系、中央本線の特急車両E353系、サフィール踊り子号の車両であるE261系なども奥山さんが担当しています。
さて、そんな秋田新幹線ですが、先月発生した福島県沖地震の影響で東北新幹線は運転見合わせとなってしまった為、開業記念日に合わせたイベントなどは多くが中止となってしまいました。ですが、作業員の皆さんの懸命な作業の結果、最後の不通区間だった福島〜仙台間が4月14日に運転再開予定となっています。被害の大きかった区間で徐行運転を行う関係で所要時間は1時間程度長くなるそうですが、再び東京と秋田が繋がります!ぜひ、カッコいい車両で秋田への旅なんていかがですか!?
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「高橋優」の『明日はきっといい日になる』でした!
秋田県の現在の湯沢市出身の高橋優さん。「音楽で秋田を盛り上げたい」という思いから、主催のフェス、秋田CARAVAN MUSIC FESを開催するなど、郷土愛に溢れているアーティストです。ちなみに、この曲は秋田駅の発車メロディにも使われています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、4月19日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もご乗車お待ちしてます!!
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