当たり前じゃなくなる!?
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「当たり前じゃなくなる!?」
です。
先日、JR線や私鉄路線など、さまざまな路線でダイヤ改正が行われました。老朽化や世代交代などの理由により、このタイミングで毎日走っていた路線から去った車両なども多くあり、路線に寄っては大きな話題となりました。しかし、実は鉄道業界で時代の移り変わりと共に去っていくのは、車両だけではありません。
まず、駅の売店です。JRであればKIOSK、私鉄路線であれば会社独自の売店などがホームには多くありますが、その数は徐々に減っています。理由としては、駅付近に店舗を構える大手コンビニにお客さんを奪われていたり、鉄道そのものの利用者数の減少、販売員の確保が難しいなどがあります。
そして、ゴミ箱。これまでも、鉄道の安全を揺るがすテロ事件や社会的に大きな衝撃を与える事件が起きるたびに、その存在が議論されていたゴミ箱。鉄道会社によっては、しばらく期間を開けて再び設置している会社もありますが、また撤去の流れがやってきています。西武鉄道では昨年に全ての駅で撤去しているほか、今年に入ってからは1月に東京メトロが、3月には小田急電鉄が順次撤去。理由としては、「セキュリティー強化」などがメインですが、家庭ごみ投棄などの問題などもあるようです。
そして、ここ最近ニュースになったのが、
駅の時計です!
実は、JR東日本の駅で、2021年11月頃から駅構内に設置している時計の撤去が進められています。と言っても、いきなり撤去というわけではなく、これから10年程度かけて、約1600ある駅の中から約500駅程度で完全撤去及び一部撤去されていく予定です。
撤去の理由は、メンテナンス人員の確保の問題や維持コストの高さがあります。実は、この時計、ただの時計というわけではなく、構内の複数の時計で同じ時刻を表示させたり、自動で時刻を修正するために、通信ケーブルなどの配線が組まれています。そのため、ケーブルなどの定期的な取り替えや修理が必要で、維持および更新になんと年間4億円程度かかっています。
一方、JRでは未来へ向けて鉄道を維持していくために、設備や固定費の見直しなどを進めています。そこで、スマートフォンなどの普及で多くの人の手元に時計がある時代となった今、総合的に判断して駅の時計を一部撤去するという事になりました。なお、撤去の駅や規模については、駅の利用状況や老朽化の度合いなどを考慮しながら進めていくそうで、全ての駅の時計の撤去は、今の所考えていないとの事です。ちなみに、予定している約500駅の時計が撤去されると、年間約3億円程度の経費削減となるそうです。
この他にも、ICカードの普及で券売機が減ったり、スマートフォンの普及で時刻表の掲示が減ったりと、駅の設備は時代の変化によってどんどん変化していきます。今、当たり前のように使っている物や見ている物も、10年後・20年後は、「懐かしい物」に変化しているかもしれませんね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「Bill Haley & His Comets-」の
『Rock Around The Clock』でした!
1950年代に発表されたナンバーで、ロックンロールの最初で最大のヒット曲とされており、このバージョンは世界中で通算2500万枚を売り上げたとされています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、3月22日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
次回もご乗車お待ちしてます!!
ひとつ前の記事
「安斉星来さんを迎えて♪」 #安斉かれん #安斉星来 #てくかれ(安斉かれん てくてくかれんだー)ひとつ新しい記事
3月16日(水) ゲスト:KEN THE 390(本日のTresen)