絶滅危惧種を追え! #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「絶滅危惧種を追え!。」
です。
先週、京浜急行電鉄が、京急川崎駅で使用している「通称・パタパタ」を2月中に引退させると発表しました。この「パタパタ」、正式には「反転フラップ式案内表示機」などと言われ、駅や空港など多くの場所で使われたほか、歌番組のチャートなどで使われている印象を持っている人も多いと思います。
ところが、その後、発車案内表示機はLEDタイプが主流になっていき、多くの案内表示機が更新されていきました。また、現在では、より鮮やかに滑らかに表示することが可能なLCDタイプも多くなってきました。
今回引退を発表した京急では、1986年12月25日、京急川崎駅にパタパタを初めて導入。その後、他の駅にも展開していき、最大時は10駅ほどに設置されていました。しかし、時代の流れとともにLED表示式への転換が進み、最終的には京急川崎駅ホームにある装置が最後のパタパタに。そして、今回の更新工事で35年間の歴史に幕を閉じることになりました。ちなみに、京急川崎駅にあるのは、初代から更新が行われた、二代目の発車案内装置となります。
京急では、この引退を受け、「パタパタ」発車案内装置を再現した「『パタパタ』発車案内装置引退記念乗車券」を発売。今回は、特設サイトの応募フォームからの抽選販売となります、また、「『パタパタ』発車案内装置引退記念特別ナイトツアー」(京急EXイン宿泊つき)」も行われ、こちらも特設サイトで抽選販売。どちらも、抽選申込み期間は1月20日(木)までとなっています!
なお、全国規模で見ると、鉄道は近鉄線・吉野駅など西日本エリアで未だ活躍しているパタパタがあるほか、空港だと函館空港や宮崎空港などで未だ活躍しているそうですが、その数はかなり少なく、まさに絶滅危惧種となっています。
そして、絶滅危惧種といえば、皆さんのお財布や定期入れに入れているアレも、今や絶滅危惧種になっているのをご存じでしょうか?それが・・・、
ポケット時刻表です!
このポケット時刻表。駅の有人改札の片隅によく置いてありましたが、実は今、その数を減らしています。主な理由としては、まず、スマートフォンの普及。鉄道会社のホームページや、時刻表アプリなどで簡単に時刻を調べる事が可能となり、紙として持つ人が減ってきているからです。そして、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し、経費を減らす必要が出てきたという理由もあります。
実は既にポケット時刻表が絶滅してしまった会社もあり、県内だと小田急電鉄が昨年の春で配布を終了しています。ほかにも、JR九州、京阪電気鉄道、阪急電鉄、名古屋鉄道なども昨年に配布を終了しています。この流れは今後も進んでいくとみられ、配布をやめる会社はまだまだ増えていくものと予想されます。
鉄道業界に限った話ではありませんが、いろいろな物が進化していく一方で、新しい物が出てくれば、やはり古い物は少しずつその数を減らしていきます。パタパタやポケット時刻表も、今はまだ現存していますが、いつか完全に思い出となってしまうかもしれません。そんな絶滅危惧種。記録などを残したい方はお早めに!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「のこいのこ」の
『パタパタママ』でした!
1976年にリリースされた楽曲で、テレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」で使われて大ヒットとなりました。また、2000年に入ってからも多くのアーティストにカバーされており、世代を超えて愛されている1曲です。
というわけで、
今週もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、1月25日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
コーナーは18:00ジャストから始まってます!
来週もお楽しみに!
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