2021年の鉄道トピック! #ワンマン車掌

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!

 

 

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

 

 

 

今日は・・

 

 

2021年の鉄道トピック

 

 

です。

 

 

 

いよいよ2021年もラストスパート!というわけで、2021年最後の「ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑」では、今年の神奈川エリアを中心とした鉄道トピックを振り返っていきたいと思います!

 

 

まず、今年は相模線が開業100周年という記念すべき年でした。誕生日の9月28日からは、茅ヶ崎駅の発車メロディが、加山雄三さんの「海 その愛」に変わっています。そして、11月からは、30年ぶりの新型車両、E131系500番台の運行がスタート!来年3月に予定されているダイヤ改正からは、全ての列車がこの新型車両となり、ワンマン運転も始まります。また、朝と夕方に数本走っていた横浜線への直通運転は終了となり、相模線の運用に専念する予定となっています。

 

 

 

⬆︎ 相模線E131系500番台

 

 

 

そして、新型車両といえば、今年、東京メトロで新型車両が相次いでデビューしました。有楽町線・副都心線に投入されたのは17000系。半蔵門線に投入されたのは18000系。副都心線は東急東横線やみなとみらい線、半蔵門線は東急田園都市線に直通運転をしているので、どちらの車両も神奈川県内で見ることが出来ますよ!

 

 

 

一方、長年走っていた車両の引退や定期運行終了も多くありました。まずは、185系です。1981年のデビュー以来、伊豆方面の踊り子号を中心に、通勤ライナーや北関東方面への特急など、さまざまな場所で活躍してきた185系が、今年3月のダイヤ改正をもって定期運行を終えました。

 

 

185系は、古さゆえに走行時の音も大きく、近年の新型車両に比べるとかなりうるさい車両でもあったのですが、それも一つの味として鉄道ファンから愛されていました。なお、定期運行を終えただけで完全に引退したわけではないので、現在も稀に関東近郊の臨時列車で使われており、走行時には多くのファンが集まります。ですが、6両などの短編成なので、東海道線15両編成で走っていたあの姿は、春のダイヤ改正で過去のものとなってしまいました。

 

 

 

⬆︎ 185系・特急踊り子

 

 

 

一方、今年引退の車両で最も注目された車両といえば、オール2階建て新幹線「E4系」ではないでしょうか。二代目オール2階建て新幹線として、1997年のデビュー以来、そのキャパシティを最大限発揮して大量輸送に貢献してきたE4系。デビュー当初は東北新幹線で多く活躍しており、つばさ号の連結相手というイメージの方もいるかもしれませんが、徐々に上越新幹線での運用にシフトしていき、2012年からは上越新幹線専属として活躍してきました。

 

 

このE4系、実は本来だともっと早く引退する予定で、当初言われていたのは2016年での引退でした。ところが、その計画発表後に東日本大震災が発生。新型車両の増備ではなく既存車両の修理や延命が優先されたため、2016年時点でも多くの車両が残り、輸送を支え続けました。その後、2020年度末での引退が発表されますが、2019年の台風の影響で北陸新幹線の車両が浸水の被害を受けてしまい、上越新幹線の新型車両がピンチヒッターとして投入される事になった為、またしても引退を撤回して、代替車両の完成まで輸送を支え続けました。

 

 

 

⬆︎ 最後もオール2階建て新幹線 E4系

 

 

 

そして、いよいよ本当の引退となった今年。定期運行終了の10月1日は多くの人が集まり、別れを惜しみました。また、後日には臨時列車としてさよなら運転が行われ、こちらも無事に終了しています。なお、このE4系の引退で、1985年の東海道新幹線100系から続いた2階建て新幹線車両の歴史に終止符が打たれました。

 

 

そして、2階建て車両といえば、神奈川県を中心に活躍した在来線のオール2階建て車両こと215系も引退となりました。1992年に誕生した215系は、主に湘南ライナーなどのライナー輸送における大量着席を目指し作られた車両です。初期の頃は日中の東海道線の快速や開業初期の湘南新宿ラインでも使われていましたが、その後ほぼライナー専属となり細々と活躍。今年のダイヤ改正でのライナーの特急化を機に、引退となりました。

 

 

そして、引退といえば、車両そのものは引退していませんが、歌手生活からの引退が大きな話題となった、京急「ドレミファインバータ」の終了も今年の出来事でした。

 

 

 

⬆︎ 最後のドレミファ編成

 

 

 

ドイツのシーメンスという会社が、制御装置から出る音を遊び心で音階にしたのが始まりで、京急の2100形と一部の新1000形の車両に積まれ、その特徴的な音は鉄道ファンだけでなく、一般のお客さんにもたちまち話題となりました。そんな、京急を代表する特徴でもあったドレミファインバータですが、機器の更新でその数を少しずつ減らしていき、最後まで残ったのが新1000形の1033編成でした。ところが、この車両も今年ついに更新のタイミングがやってきてしまい、公式のプレスリリースで終了の告知が発表。多くの鉄道ファンが別れを惜しみました。その後、工場へ入った1033F。今月、機器の更新を終えて運用に復帰しています。

 

 

このように、新しい出会いもあれば、寂しい話題もあった2021年の鉄道。来年は、一体どんな事が起きるのでしょうか!?このコーナーでは、来年もたくさんの話題をお届けします。ぜひご乗車ください!

 

 

 

さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、

 

 

くるり

赤い電車でした!

 

 

最後にお届けしたドレミファインバータの話題にちなんで選曲した本日の曲は、くるり2005年にリリースしたナンバー。曲の途中で、ドレミファインバータの音が入っていることでも有名ですよね!

 

 

 

 

というわけで、

今年もご乗車ありがとうございました!

 

 

この回の模様は、1月6日(火)の29時まで

radikoタイムフリー↓で聴けます!

コーナーは18:00ジャストから始まってます!

 

 

ワンマン車掌の鉄分乗々 12月28日分を聞く!

 

 

次回もご乗車お待ちしてます!!

皆様、良いお年を!

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