こだわりびとをたずねて「加藤畳店」
毎月、第一、第二月曜日の17時からお届けしている「アピオ presents こだわりびとをたずねて」植松哲平が愛車ジムニーに乗って、こだわりを持つプロフェッショナル=「こだわりびと」を訪ねてお話を伺っていきます!
11月に訪れたのは、清川村・煤ヶ谷にある「加藤畳店」お話を伺ったのは、店主で畳職人の加藤浩さん。お父様の代から60年以上この場所で畳屋さんを続けている加藤畳店さん。またしても、作業場ではFMヨコハマが流れていました。奥様との初デートは現在Fヨコの送信所がある神奈川県大山。後々「あんなところに連れて行って!」と言われたそうです!
昔は家を建てるとなると「茶の間」も和室で、行事などで大人数が集まるとできる「続き間」、さらに2階も畳というお宅がほとんどでしたが、最近ではフローリングの波に押され、新築のお宅に搬入する畳の枚数はだんだん減ってきているそう。現在は既存の畳の張り替えが主になってきているそうです。
そんな昨今の畳離れがきっかけで、畳のヘリをあまり見たことがないであろうお客さんに、いろんな種類があるんだということを教えるべく、トートバッグや小銭入れなどいろんなものを生み出している加藤さん。
加藤さんが着用しているこちらのマスクも畳の素材となるイグサでできています!なんでも天然イグサには抗菌作用が含まれていて、昨年のマスク不足の時に生み出した代物なんだそうです!畳屋さんならではの発想ですね!
哲平さんも目を引いたこちらの畳のヘリには、清川村マスコットキャラクター「きよりゅん」が!こちらのヘリは岡山県倉敷市にあるオリジナルのヘリを発注できる工場に注文しているそうです!
業界の中でも「ヘリの数は加藤畳店さんが一番多いのでは」と言われるほど!最近の人気アニメを模した柄など数多く揃えているオリジナルのヘリ、「選択肢を増やしたい」という加藤さんのこだわりから!
続いて畳の張り替え作業を見せていただきました。畳は、芯材になる板状の畳床(たたみどこ)の表面に、イグサで織って作った敷物状の畳表(たたみおもて)を張り付けて作るもの。
加藤さんは軽々持ち上げていますが、この畳 結構重いんです!
続いて険しい林道を乗り越え、加藤さんのおすすめスポットへ
秋になると紅葉が綺麗になるこちらの場所。登山道ではなく獣道の山行が好きな加藤さん。昔からよくきている場所なんだそう。加藤さんのこだわりは、「良い材料と良い仕事でお客さんに提供すること」良い仕事をするために、材料の仕入れ方を丁寧に吟味してお客さんに喜んでもらえることを確信して選定しているそうです。将来の夢は、「業界を盛り上げて、絶やさないように畳作りを伝えていきたい。」とのこと。
哲平さんのジムニー、次回はどんな姿になっているのでしょうか!?
〒243-0112 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷1310
TEL/046-288-1734
東名高速道路 厚木インターチェンジから約30分
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