新しい車両がやってくる! #ワンマン車掌
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「新しい車両がやってくる!」
です。
鉄道の車両って、どのくらいのタイミングで新しくなっているか知っていますか!?路線によって違うので、一概に言えないのですが、関東のJR線だと、大体25年〜30年で新型に切り替わるというのが多くなっています。例えば、現在横浜線を走っているE233系の一つ前の世代の車両「205系」は、横浜線に1988年に投入され、2014年に横浜線から引退したので、26年走りました。一方、横須賀線は、1994年から走るE217系が現在新型車両に順次置き換わっていて、2024年度に全てが新型車両となる予定なので、ちょうど30年になります。
そんな中、神奈川県のあの路線に、この秋から新型車両が導入される事になりました!それが・・・
相模線です!
相模線は、茅ヶ崎から厚木や海老名を通って橋本までを結ぶ路線で、一部列車は横浜線に直通して八王子まで運転しています。現在活躍しているのは205系500番台という車両で、顔部分の造りが少し違うのですが、山手線や埼京線、横浜線や南武線でも走っていた車両です。相模線に投入されたのは1991年で、今からちょうど30年前となります。
この車両、実は相模線にとって初めての「電車」でした。というのも、相模線は1991年まで電化されておらず、気動車が活躍する路線だったのです。1989年から電化の工事が始まり、1991年に完成。そのタイミングで投入されたのが、この車両でした。
あれから30年。他の路線の205系たちの多くが引退して廃車となったり海外譲渡されていく中、ついにこの相模線の205系にも世代交代の時がやってきました。
今回投入されるのはE131系という車両で、すでに千葉県の房総半島を走る内房線や外房線などで投入されている車両です。両数は、これまでと同じ4両。車内は全てロングシートで、ボックスシートやトイレはありません。一方、ドア上には、液晶モニタが設置され、さまざまな情報が提供されるほか、各車両には車椅子やベビーカーを利用される方などの利用を想定したフリースペースが設置されています。
そして、E131系は車両側面にカメラが設置されています。このカメラは、お客さんの乗降を運転台から確認するための物で、これが車両についているという事は、相模線が将来的にワンマン運転を検討しているという事を意味します。実際、具体的な時期の発表はされていませんが、報道各社の取材で、将来的にワンマン化を検討している事については認めています。
なお、この新型車両は12編成投入される予定で、既に2編成が車両製造工場から所属先の車庫まで運ばれており、試運転も始まっています!なお、気になるデビュー日はまだ発表されておらず、「2022年・秋」となっています。
こうやって世代交代が行われる場合、車庫のスペースの関係で一気に全部の車両を入れ替える事は出来ません。投入ペースは路線によって様々で、現在新型車両が順次投入されている横須賀線は4年かけて少しずつ変えていく予定ですが、過去に、南武線は6両編成35本を約1年半、横浜線は8両編成28本を約半年で投入しました。
相模線の場合、1編成が4両と短いので、もし集中的に新型が投入されると、他の路線に比べてかなり早い期間での完了が予想されます。30年間走り続けてきた相模線の顔も、実はもうすでに引退へのカウントダウンが始まっているかもしれません。今、利用している方も、過去に利用していた方も、その姿を見る事が出来る期間は、意外と短いかもしれませんので、記録を残したい方は是非お早めに!
そして、こういう車両の世代交代が行われる時は、沿線に多くの鉄道ファンが集まり、何かとトラブルが多くなります。撮影などの際は、他のお客さんに配慮して、ルールやマナーを守って撮影してくださいね!
さて、本日、車掌がお届けしたナンバーは、
「小田和正」の『ラブ・ストーリーは突然に』でした!
ドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌で、イントロのギター音を聞いた瞬間に曲名が出てくる方も多いと思います。リリースは、相模線で活躍している205系500番台のデビューと同じ1991年でした。CDは大ヒットとなり、250万枚以上の売り上げを記録しています!
というわけで、
今日もご乗車ありがとうございました!
この回の模様は、8月24日(火)の29時まで
radikoの↓タイムフリー↓で聴けます!
18:00ジャストから始まってます!
次回もお楽しみに!
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8月18日(水) ゲスト:MOSHIMO(本日のTresen)