ダイヤ改正がやってくる！ #ワンマン車掌

2020.03.12 - ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします！

ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑

今日は・・

「ダイヤ改正がやってくる！」

です。

さて、いよいよ今度の土曜日・3月14日はJR線のダイヤ改正が行われます！このコーナーでもいろいろな情報をすでにお届けしましたが、直前ということで改めて注目ポイントをお届けしたいと思います！

まず、神奈川県を走る東海道線に関するトピック！

「特急・踊り子号関連が大きく変わります！」

踊り子号は、主に踊り子号とスーパービュー踊り子号がありますが、スーパービュー踊り子号は、ダイヤ改正で運転とりやめとなります。その代わりに、新たな観光特急として「サフィール踊り子号」の運転が始まります！このサフィール踊り子は、全車両がグリーン車！新型車両E261系を使用して運転されます。また、踊り子号も一部の列車が旧型車両の185系からE257系に変わります。

続いて、ダイヤ改正のポイント2つ目！

「常磐線が全線で運転再開！」

上野から水戸やいわきなどを経由して太平洋沿いに仙台（岩沼）までを結ぶ常磐線ですが、東日本大震災で甚大な被害を受けた路線の一つで、未だに運転出来ない区間がありました。しかし、このダイヤ改正の3月14日から、最後の不通区間だった富岡〜浪江間が運転再開となり、これで全線で運転再開となります！

この運転再開で、常磐線を走る特急・ひたち号も、上野〜仙台間の長距離列車が復活！震災前当時、上野〜仙台間を結んでいた特急車両は651系でしたが、現在の常磐線の特急車両は、東日本大震災後にデビューしたE657系。ついに、このE657系が、常磐線全線を走り抜けて杜の都・仙台まで向かう日がやってきます！

そして、ダイヤ改正の注目ポイント3つ目！

「高輪ゲートウェイ駅開業！」

何かと話題を呼んだあの高輪ゲートウェイ駅が、ついに3月14日に開業します！

この駅は、山手線・京浜東北線の品川〜田町間にあり、もともとは広大な車庫があった場所で、その車庫を整理して生み出された土地に建設されました。そのため、現在は周りにお店などはありません。

駅舎のデザインは、あの新国立競技場のデザインも担当された隈研吾さん。木材を多く使っているほか、吹き抜けの屋根などもあり、かなり開放感のある駅です。すでに、ホームドアや電光掲示板なども含め工事は完成しており、毎回「列車が通過します」という自動放送も入って、準備はほぼ万端！という感じです。なお、駅までの道路は開通しているので、駅の中へは入れませんが真横まで行く事は可能です！私が見に行った時は、ちょうどお昼休みという事もあって、たくさんの方々が新駅を一目見ようと訪れていました。

ちなみに、高輪ゲートウェイ駅のエキナカには、手に取るだけでウォークスルーのお買い物ができる無人 AI 決済技術などを使った無人コンビニや、駅舎に使われている福島県産のスギから抽出されたエッセンシャルオイルをベースにした「高輪ゲートウェイ駅の香り」が楽しめるエリアなども設置されるなど、これまでにない駅となっています！

なお、このダイヤ改正で開業する高輪ゲートウェイ駅は、山手線の全列車と京浜東北線の快速を含めた全列車が停まります。そのため、これまでの所要時間にプラス1~2分程度が追加される事になります。この区間を利用される方で、普段からギリギリの乗り換えをしている方はご注意ください！

この他にも、東海道新幹線の「のぞみ12本ダイヤ」のスタートや、中央線の快速と各駅停車の完全分離のスタート、成田エクスプレスの列車本数の見直しなど、いろいろな事が変わります。また、大きな変化はなくても、実は数分規模でダイヤが変わっていたりする路線も多くあります。さらに、このタイミングに合わせて、JRのみならず、多くの私鉄などもダイヤ改正を行います。不安な方は普段利用される鉄道会社のHPなどをチェックするか、乗り換え案内アプリなどはすでに日付を指定すると対応しているアプリもありますので、ぜひ調べてみてくださいね！