残された時間は7分間!
今日も鉄分上がっちゃう話をお届けします!
ワンマン車掌の鉄分乗々↑↑
今日は・・
「残された時間は7分間!」
っていうキャッチコピーの映画とかありそうですが、違います!
いよいよ、年末年始の帰省ラッシュシーズン!
リスナーの方々も多くの方が故郷へ旅立つかと思いますが、旅の出発地といえば東京駅!という方も多いはず。
その東京駅。中でも、東北や北陸方面へ向かうJR東日本の新幹線は、20番線から23番線までの4つの番線があるのですが、東京から大宮までは、東北・北海道・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線が同じ線路上を走り、ダイヤは超過密です。この区間4分に1本の間隔でやってきます。
ということは、20番線から23番線までの4つしかない東京駅の番線は、
××時00分着が20番線に、
××時04分着が21番線に、
××時08分着が22番線に、
××時12分着が23番線に、
というように、1本目の到着から12分経つと満線になってしまい、でも××時16分着は来てしまうので、列車は12分で折り返すしかないのです!
ここで問題になってくるのが、車内清掃!
乗り降りにそれぞれ2分〜3分程度かかるので、残された時間は7分!それでも絶対に列車を遅らせるわけにはいきません。
とはいえ、この車内清掃、簡単ではありません。座席の向きを変え、各座席のテーブルを拭き、床を掃き、トイレ掃除・・など、やる事はたくさん!これを清掃係の皆さんは、スピーディにこなしているのです。
そんな車内清掃の秘密兵器として「魔法のホウキ」というのがあります。
これは、座席を掃く小さいホウキに水分の検知機能をつけたホウキで、これまで腰をかがめながら一つずつ手で作業をしていた座席の確認が、ホウキで掃くのと同時に出来てしまうという、まさにイリュージョン!現場の声から生まれた秘密兵器なんだそうです。
こういったアイテムなどを使いながら、毎日、東京駅では車内清掃がスピーディに行われており、「奇跡の7分間」と言われ、各メディアや海外からも取材が来るほどなんです。
年末年始、東京駅から東北や上越方面へ出発の際は、ちょっとだけ、この奇跡の7分間に注目してみてくださいね!
そして、本日、車掌がお届けしたナンバーは・・、
“映画・魔女の宅急便“から「海の見える街」でした!
1989年に公開された宮崎駿監督の作品。魔法のホウキを持ったキキのお話。もうすぐ公開から30年となりますが、今も皆さんに愛されている作品ですよね。車掌、たまには、こんなインストも行きますよ!
というわけで、本年もご乗車ありがとうございました!
来年も木曜16時、定刻で発車予定です!
お楽しみに!
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